今年のカタクリ、桜も一緒に描けました

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毎年恒例のようになっている上越市に住む先輩ご夫妻と行くカタクリのスケッチ。
前の日はすごく良いお天気で暖かかったのが一転、信濃町あたりから濃霧で、
雨こそ降ってませんでしたがひどいお天気でした、肌寒くもあり。
でも私達3人は行きましたねー。
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妙高市の観音平古墳群のあたりです。
直径10mくらいの100基ほどの群集墳がある場所が、市によって下草を刈るなどの整備をしたところ、カタクリの群生地になったようです。

桜がかろうじてまだきれいでした。
で、よく見ると確かにぽこぽこと地面に丸い隆起を感じます。
そこにカタクリが、雨か霧かで濡れて、寒そうに下を向き、かわいそうな景色ではありましたが、
そのおびただしいほどの数、一面が紫とグリーンが混じった絨毯のようでした。
そこに桜がはらはらはらはらと舞い落ちるというか、舞い飛ぶというか、私たちのパレットやスケッチブックにも舞い落ちて、帰って開いた時、おもいがけずのお土産でほっこりしました。
寒かったので小一時間も描いたでしょうか?。
でも楽しかったですねー、先輩は絵を描いてる間ずっと鼻歌歌ってますからねー。
家に帰ってから桜吹雪を描き入れてみました。


<WATSONスケッチブック(ナチュラル)F4 不透明水彩絵具>

コルビジェ展を見て

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今月14日、娘夫婦が都内で引っ越しをするというので、手伝いがてら上京し、
どうせ新幹線使って行くなら何か見てこようと選んで行ったのがこちら↓
コルビジェ展、西洋美術j館です。
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西洋美術館は世界遺産に登録されてからは行ってなくて、
ちょうどいい機会なので建物もじっくり見たいなと。

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展覧会1階は建築模型など展示されていて、撮影可。
けれど2階からは絵画が展示されており、撮影不可です。
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↑これはパリ中心部の都市計画模型。
奥の集合住宅の模型は、この計画の5階建て低層住宅部分です。
他には有名なサヴォワ邸の図面・模型・習作スケッチ・パース
ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸の図面・模型などなど。

実は私、近代3大巨匠のひとりと言われるコルビジェの建築に
今まで興味を持ったことがあったかと聞かれれば答えは「いいえ」なのですが、
昨年『コルビジェとアイリーン--追憶のヴィラ』という映画を観まして、
アイリーン・グレイという、コルビジェと同じ時代に生き、
家具作家であり建築家でもあった女性にすごく興味を持ったのですね。
その延長で、映画の中では毛糸のパンツ一丁で室内の壁面に何やら幾何学的な絵を描いてる
"へんなおっさん”のコルビジェに「何なのこの人?」という興味は持ちました。

そしてこの展覧会ではそのコルビジェの絵画を、コルビジェの建築や家具と織り交ぜながら
ピュリズム運動の仲間の作品や、影響を受けたキュービズム絵画(ピカソなど)などと、
たくさん展示されていました。

私はコルビジェが絵画を真剣に描いていたことを知りませんでした。
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(↑最後の最後に私がうわーっと感動したコルビジェのピュリズム以降の作品。
大成建設株式会社所蔵だったので、画像を拝借しました。)

画家のオザンファンと
“1920年に雑誌『エスプリ・ヌーヴォー(新精神)』を創刊し、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の理念を、芸術と生活のあらゆる分野に浸透させることを訴え…”
ピュリズムを提唱したのだそうです。


その絵画理論と絵画を見ているうちに、ハッと気付いたというか、
ようやく気付いたというか、、、
遠い昔、美大受験のおり、デッサン6時間(1日)平面構成(デザイン)6時間(1日)と、
学科試験のほかに実技試験が2日間あったのですが、
その「平面構成」とは、まさしくこのピュリズム理論によるデザイン画だったのでは?って。

ちいさなフックが2個机上にころがっていて、それを見て“B2サイズのボードに形と色彩で構成しなさい”というのが試験課題で、上から見たり正面から見たり(あるいは断面を想像して入れたり)して、それらの形を組み合わせて、ポスターカラーを使って塗分けて表現するのですから。

急になぜ美大受験のことなど思い出したかというと、最近『ブルー・ピリオド』という美大受験を描いた漫画を知り、全4巻大人買いして読んだのですね。
日頃漫画は読まないのですが、何かのきっかけで第1巻をネット上で無料で読むことができて、
自分の若かりし日々が、なんだか胸が苦しくなるように思い出され、続きも読みたいと思ったのです。
そんなわけで「一周回って、気付いたよね~~」という気分でした。

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そして帰りに東京駅でやっている↑この展覧会も、ぎりぎり観れるかもっ!と思ったのですが、
駅構内で少しうろうろしてしまって、6時までとなっていたのですが、
扉に入館は閉館30分前までとあり、5時35分だったのでダメ元で「ダメですか?」
と聞いたのですが、あっさりシステマティックに断られました!。
あとで気付いたのですが、コルビジェ展とセットで100円安くなるようです。
ああ、やっぱり両方見たかった…。残念
まだあと2週間ありますので、行かれる方は上野のル・コルビジェと東京駅内のアアルト、是非。

長くなりましたが、
西洋美術館の常設西洋画がかなり充実していて、今回観れて良かったです。
古典絵画から印象派の流れがわかる展示だったのでしょうか、
またまたこれも最近読んだ本『名画の読み方』『名画の言い分』(木村泰司)で、
西洋における絵画の歴史と意味が丁寧にわかりやすく書いてあって、
「西洋美術史」を大学で1年間学んだことはあっても、まーーったく興味持たなかった私は
まさに目からうろこだったわけですが、
そんなわけで非常に興味深く観ることができました。
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↑マネ
マネに関しては以前見たマネと親交のあった女流画家ベルト・モリゾの映画(題名忘れました)
が、何だか良くわからなかったのですが、西洋絵画に印象派が出現する流れなどを知ると
この絵などはいかに当時斬新だったかがわかり、今になってその映画の内容も分かり、
その素晴らしさにじわじわ~っと感動してますねー、、いやはやおもしろいことです。
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ピサロ
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モネ
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モネの睡蓮
パリのオルセー美術館で20代最後の歳に見ました。
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離れて見るとくっきり睡蓮の存在が見えるけど、
すぐ近くで見るときっちり克明に描きこんだわけでなく、逆にこれを描いている画家は何を描いてるのか解ってるのかなあ?というくらいの大胆な筆遣い色使いですよねー。
若い頃と同じ感動で、それを新鮮に感じました

縄文に魅せられる

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最近、歴史年表をようやくまじまじ眺められるようになりました。
私は子供のころから歴史に一切の興味を持ってきませんでした。
自分の想像力が、自分の見たことない世界を受け付けない体質、なんだと思っていました。
中学生の時、試験管の中に霧状のものが出来て「これが雲の正体」と教わった時は、
目の前が晴れ晴れしたことを覚えています。
そういったことが楽しくて理科大好き少女で、社会科は私の頭には一片もありませんでした。
ですから紀元前の『縄文・弥生時代』に思いを馳せる…だなんて、自分でもビックリしています。

事の始まりは、パースの仕事で現場を見るために御代田町まで行ったおり、
ふと「浅間縄文ミュージアム」が目に入り、
せっかく遠出したのだから見て帰ろうと思ったのですね。
そしたらそれが素晴らしかった!。
特に、初めてあんなにたくさんの縄文土器をすぐ目の前で見て、
その迫力にぞわぞわぞわ~っと、まさに鳥肌立つ感覚を覚えました。

縄文土器は逞しく、自由で楽しく、それが圧倒的な造形美となって現代の私を感動させます。
いやはや何という力強い美しさ!!。

それらの土器を眺めるうちに、これを作った人達をすごく近くに感じるように、
自分の意識が変わった気がしました。
自分の知っている昔の人は祖父母までで、その先のご先祖様を感じることはありませんでしたが、
その先にこの人達がいるのだなあと、すべての繋がりがすごく自然に受け入れられたのです。

これが昨年12月のことなのですが、その時ミュージアムショップで「ガチャポン」をしたかったのに小銭がなく、両替を頼める職員の方も見当たらず(つまり平日はかなり閑散としているようです)、あきらめて帰ってきました。
今年になって、たまたまそのミュージアムの近くを車で走っているという友人と話していた時、
「絶対良いから是非見て!」と勧め、「ついでにガチャ、買ってきて~~」と頼んだのですね。

この手帳スケッチはその頼んだ戦利品。壺の方は弥生式土器です。
しかしこのガチャポンのレプリカ、完成度すごいですよね!、
ま、欲しくてたまらなかったってこともありますが、超かわいい~~(^^)/
で、こうして手帳にスケッチまでしてしまいました。

好きなもの置いてる棚に飾ってます。
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壺が高さ5㎝、「仮面の女神」は高さ6.5㎝です。

内容がいっきに「ガチャポン」になってしまいましたが、

私の意識がすっかり変わったことのひとつは、
"縄文人は今の人間とさほど変わりはない
現代に縄文人がやってきたら、スマホに驚くかもしれないが、
その使い方を覚えて、同じように使いこなすだろう”
ということです。

1万年の間、平均寿命約30年といいますから、何代も何代も
気が遠くなるくらい何代も何代も、同じように木の実を食べ狩猟し、
土器を作っていたのですね。
私は自分の人生でたぶん5代あたりまでしか見ることは出来ないですけど、
ここ最近50年の、人の生活の変わりように、その速さに、漠然と危うさを感じていました。
縄文時代と同じように暮らすことはもちろん無理ですけど、
知り、学ぶべきだと思っているこの頃です。


**まったく関係ないですが、最近の手帳スケッチお食事編を少し(^^ゞ**
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四季彩MIZUNO  和食懐石
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ブラーノ1階カフェ  タルト&コーヒー
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カサミンゴー  ピザ&パスタ&サラダ(ランチセット)
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すきやき(中野市) すき焼き丼セット

クアンシーの滝

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2017年12月に行った、ラオスの古都、世界遺産の街ルアンパバーン。
観光人気ナンバー2という「クアンシーの滝」を、その時の写真を見ながら描いてみました。
この滝はメコン川の下流に位置するそうで、水がエメラルドグリーンに見えるのは
石灰華で出来た段丘の構造からだそうです。

<アルシュ(の切れっ端、ほぼ)A3サイズ 透明水彩>


***ここからはなんちゃって旅行記です***

ツアーといえど娘と私の2人きり。ラオス人ガイドのサンさんは、
娘とほぼ同い年のいつかは政府の通訳になりたいという夢のある真面目な男性。
サンさんが入り口で入場券を買ってくれて、しばし自然散策という感じで歩きます。
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森の中を緩やかにのぼっていくと、なんとなしマイナスイオンを感じ、
川が見えてきて、その何とも言えない水の色に感動しました。
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欧米人って、結構気軽に水着になりますよね。
段丘の“プール”で水浴してました。
時間があったら私も入りたかった、いろいろ日程ぎっしりのツアーは
こういう時、横目でいいなぁと思うのみなのが、つまらないところ。
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↑このあたりの別アングルを描きました。
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ここが一番奥の一番大きな滝。
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そこを正面に見る木橋があって、たくさんの観光客が写真や動画を撮ってました。
ここを欧米人のビキニのおねいさんがフツーに平気で通るもんだから
恥ずかしがり屋の娘は目を丸くしていたのでありました。
素晴らしいプロポーションの人もそうでない人も
かなり堂々とビキニでその辺ウロウロしてるのを見て、
娘はちょっとしたカルチャーショックのようでした
頭の堅い娘には思いがけず良い経験
だったと母は思ったのでした(^^)/

新しい絵具

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そうそう、自分先月誕生日だったのですが、
今月上旬久しぶりに小林さんに会った時、誕生日プレゼントでいただいた
ホルベインの透明水彩絵具「アーティストカラー ヒグチユウコバージョン」です。
わぉー、なんて素敵な色♡、私のパレットに無い色ばかり!。
よだれ垂らさんばかりに眺めていたら小林さんの一言。
「これでいっぱい絵、描いてくださいね!。」
こういう、はっきりした激励が我々“女子美”なんですわ~。
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きれいな色が、クアンシーの滝の白濁したエメラルドグリーンの水の色にぴったりと思い、
ラフスケッチをしてみました。
少し前です、今はも少し大きな水彩紙に描いているところです。

ありがとう♡♡♡ikkoちゃん。

女子美つながり

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数日前、日本画家 堀文子さんの訃報を知りました。
女子美同窓会由来の友人小林さんが、黒柳徹子さんのインスタグラムで知ったと連絡くれて。
堀文子さんは女子美術大学の日本画科を出られた方です。

昨年11月、百歳を記念して堀文子さんの記念展がありました。
銀座の画廊での記念展はその時も小林さんが「たしか東京でもやってるはず」と、たまたま別の展覧会を観に上京していた時知らせてくれて、娘と大急ぎで回って観ました。
その画廊は狭く、小品しかなかったので、韮崎の大村美術館で開催の記念展もぜひ観たいと。
岡谷市のイルフ美術館に『ダヤン展』を以前から小林さんと観に行く約束をしていたのを、会期が短いからとむりやり大村美術館に変更してもらって観に行ったのでした。
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その時の手帳スケッチです。描いたのは美術館となりのお蕎麦屋さんで食べた『鴨肉うどん』。
まるでベーコンのようですがもっと肉厚で、柔らかくジューシーで黒コショウが効いてとても美味しかったです。
肝心の記念展は、大村先生の堀文子さんコレクションが大小たくさん展示されていて、素晴らしく見ごたえがあり、大変満足しました。(左はその時の入場券ですが、展覧会の名称は出てないですね)

その後、12月25日に今度は3人で『ダヤン展』を観にイルフ美術館に行き、岡谷名物の「うなぎ」を食べることになりました。クリスマスにわざわざ岡谷まで行ってうなぎ食べたわけですが、これは私が、昨年ウナギを一回も食べておらず、どーしても食べたい!と主張したのですね(^^ゞ。
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女子美出身というだけで、年齢も専攻学部も違う3人ですが、道中車内の会話の空気感は“自由闊達な女子美”そのもの!という感じでした。私は女子美つながりの人の中では、すごく呼吸が楽になります。

黒柳徹子さんのインスタグラムで読んだのですが、
堀文子さんは芸大に行きたかったのに、当時芸大は男子ばかりだったので父親に反対され女子美に入ったと。「で、どうでした?」の黒柳徹子さんの問いに「馬鹿ばっかり!」と答えたその答え方が、いかにも“女子美”で、おかしくて笑っちゃいました。
長野支部でも同窓会の先輩がたから「男の子がいる大学はお行儀が悪くなるからダメって言われてねぇ~」というお話は何度か聞いたことがあります。

「群れず、慣れず、頼らず」 堀先生の信条
胸に落とさずにいられません。

ご冥福をお祈りいたします。

ルアンパバーンの村

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もう一昨年になりますか、2017年12月に娘と旅行したラオスの古都ルアンパバーン。
2泊4日の旅程で、2日めに行ったメコン川クルーズの途中で立ち寄った
バーンサーンハイ村の風景です。

ここはどぶろく造りが盛んで、蒸留の実演もしていました。
その販売や織物などの土産物屋さんだけの、本当に小さな村です。
脇道をのぞくと日常の風景があり、ぽてっと丸いフォルムの青いトラックが印象的で、
写真を撮りました。
その時の写真を見ながら描こうと思ったのですが、あまり写真に囚われたくないなと思いました。
それで普通紙のA4サイズにプリントしたのですが、
いざ描くとなると「あれれ~ここどうなってんの~?」と、細かいことに囚われ、
思わずガン見してしまい、混乱の連続。
ほぼ真っ黒のプリントに引きずられ、影も濃くし過ぎてしまいました、とほほ。

でも南国の強い日差しと影、何もないラオスの田舎の風景が描きたかったので、描けて良かったです。
<ウォーターフォード F8 透明水彩絵具>

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こちらは事前にボールペンでイメージを描いてみたエスキスです。
<F3スケッチブック ボールペン+透明水彩絵具>

次はクアンシーの滝を描きたいと思ってるのですが、どうなりますかうふふ。

イノシシの年賀状

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年が明けて、早1月も3分の1が過ぎましたね。

本年もよろしくお願いします。

毎年恒例今年の年賀状ですが(^^ゞ、今年は年齢的にも納得の「年賀状欠礼はがき」がたくさん届き、年賀状送れなかった方々に見ていただくのも良いだろうと、ネタ晴らしをしてみます。

昨年末、「とにかく元旦に間に合うように出す!」ことを、第一の目標にしました。
考え込まず悩まず、作業のように割り切って、さっさと終わらせる!と。
まずは図案のイメージ。
「イノシシというと、花札!イノシカチョー!」で、花札のイメージにしよっかな~と考え、
ネットで「花札イノシシ」とググったれば、まあ出るわ出るわ、年賀状のデザイン案が!。
もう、自分オリジナルを作ることが、何か間抜けなことをしてる気分になりました。

でもって、リアルな猪を描くって気には鼻からならなくて、
女子美術大学デザイン科卒として大得意の「テクスチャー」と「コラージュ」でまとめることにしました(私の学生時代はこれがおおはやり!)。
前回ブログに載せたボールペンの線描きイラストを、9匹分切り取って、いろいろに配置しなおし、
「テクスチャー」は非常に安易でありますが、最近描いた落ち葉の絵を切り取りました。
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9匹の落ち葉のイノシシが出来ました。

ま、これはこれで良しとしよう、で、金色に見える「謹賀新年」と
昨年、先輩夫婦が長野に来た時、渋温泉をバックにBobさんが「自撮り」で撮ってくれた写真が気に入ってたので、その写真の自分の顔を切り取って入れました笑。
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<♡楽しかった去年の思い出♡>

昨年はパース制作の仕事で様々な出会いがありました。
現場の方のご依頼で、LINEで情報やりとりして、リアルタイムでパース画像をLINEで送り、とても喜んでいただけました。現代のやりようで、いかようにも対応できることがわかり、痛快でした。
今年はどんなパースを制作できるでしょうか。どんな出会いがあるでしょうか。
やはり年始めはわくわくしますね!。
2019亥のコピー

インテリアコーディネーターの資格

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あっという間の年の瀬。
一年のつけがどっと押し寄せてる感の「あわただし気分」まっ最中です。

家の中どこを見ても「あれも捨てなきゃ、これも捨てなきゃ、そうして必要なものをここに整理しなおして…。」と思うところばかり。
そう!断捨離をしたいのに何も手が付けられてないどころか、全てが散らかってる!。
アタシって片付けられないオンナ?。
最近の気分の不調は、整理整頓が出来てないことと、絵がまるで描けないこと、これが原因と分かってはいるんです。
どうにかすっきりしたい、けれど年をまたいでの仕事もあり、ある程度は進めておかないとならないし。ああ。

そんなこんなで、断捨離の一環としてではないですが、
持っている資格、インテリアコーディネーターの資格更新手続きを今回はしないと決めました。
高齢者の自動車運転免許ではないですが、「お返しします」。
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更新の書類がしばらく前に来ていて、来年1月が締め切り。
たしか5年ごとの更新でしたか、前回も、ただ持っているだけの資格なので「どうしようかなぁ?」と考えていたら、娘が「せっかく取った資格だし、持っとけば? 次回は仕事で使ってるかどうかでその時決めたら?」と言ってくれて、「それもそうねー」のノリでした。

このインテリアコーディネーターの資格を取ったのは15年前、45歳の時です。
パース屋になるのに資格は必要ありません。ですが、何か自分を社会的に証明できる資格が必要だと、切実に考えていました。ひとりでパース屋を続けていくためには、“ただのおばちゃんではないぞアピール”をする必要があると。
当時こうした資格試験取得がかなりブームで、インテリアコーディネーターの資格取得は結構難関でした。しかし私は建築インテリアを基礎からしっかり学ぶことに飢えていたし、学んだことのお墨付きをいただくことを渇望していました。ので駅前のヒューマンアカデミーをかなりの金額出して受講して(私は個人だったので全額自己負担ですが、ほとんどの人は仕事先の補助を受けての受講だったようです)、真剣に「取りに」いったのです。ヒューマンにお金を払ったからと言って合格が近づいたわけではもちろんなくて、かなりの人数受講してましたが、その中で合格したのはたぶん一桁、5~6人くらいだと思います。いや、自慢ではなく(^^ゞ、つまりそれだけ「受かる」ことに真剣だったのです。実技試験中、「寸法を書き入れて終わりだ」と思った途端、右手が震えだし、どうにも字が書けなくなりました。深呼吸したり、腕を振り上げてみたりしたけど収まらず、でも書かなきゃ受からない!、左手で右手を抑えて震えを抑え、ぼろぼろでしたが、なんとか時間内に寸法の数字を書き入れました。「ダメだ、落ちた…」泣きそうでした、が良く頑張ったと今では思えます。

果たしてその後、インテリアコーディネーターの仕事は2回程お声がかかりましたが、仕事にはなりませんでした。
私はインテリアコーディネーターの仕事がしたくて資格を取ったのではないですから、当然といえば当然です。ですがこの資格を取ったことで、丸まっていた背筋をピンとはることができる気がしました。
パース屋になって20年の歳月が経ちました。名刺にインテリアコーディネーターの資格を書き添えることはやめ、自信を持って「パース屋です」と言えることに、ちょっとだけ背筋が伸び、爽快な気分になりました。
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このバッチ、ついにつけることはなかったけど、きれいなバッチで、とても好きでした。
(あ、特にこのバッチを返送するとかは、ないです。)

最近15の歳から知ってる友人が、超難関の資格試験にパスしたと自身のブログに書いていたのを読み、知りました。その資格は今後彼女が生きていく方向を照らす灯台のようなものになるのじゃないかと感じました。
資格を返上する私と、新たな境地へ資格を持って臨む友人。
きっと彼女は海外へ向かうと思いますが、この先の私たちの人生はどのように展開していくのだろうと、未知の世界にわくわくします。年を重ねることも悪くないなと思う年の瀬であります。

さー、片付け片付け、さっさとしないと~。
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今年も一年間ありがとうございました。
皆様にはどうぞ良いお年をお迎えください。

にぎやかな秋

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先週末午前中、Facebookメッセンジャーを使って
アメリカ在住の大学時代の先輩とやりとりをしてました。
今月半ば、来日して長野に寄ることになってます。
その打ち合わせをかねて。
前回は1年半前、新国立美術館で少しだけでしたが、久しぶりに会えました。
今回はご夫婦揃ってで、一日長野でゆっくり会えます。
それがうれしくて楽しみで、前日少し色を置いた落ち葉のスケッチが
一気ににぎやかな色になりました!。
<F3黒画用紙スケッチブック 不透明水彩絵の具>
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いつも美味しい山のきのこを届けてくれる友人の
今年の初物に入っていたきれいな色の落ち葉。
なめこでしたが、シダの葉(かな?良い香りがする)にのせて
その上に、このきれいな葉っぱがふわりとかかっていました。
きのこはとっても美味しいけど、この照葉の落ち葉も楽しみにしています。
いつもありがとう、いづちゃん。

さあ、楽しい一日を確保するために、タイトスケジュールになりそうな今の仕事
バリぶりっと頑張らないとっ、がんばるぞぉ~。

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