イメージを描く

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一昨日ですが、犬の散歩に毎日通る道を
ふと振り返ってみた景色がすごくきれいで、
この時期、大好きな菜の花を描きたいなあと思い、
蓮華もきれいだなあ、山が紫色できれいだなあ、
黄昏まえの透明の月が出てるなあ…

その印象を昨日ただただ色を置くようにして描いてみました。
ほんの10分程です。
なのでイラストみたいですが、
実際には菜の花らしきものと山の間にはごちゃごちゃ住宅があったり
いろいろなんでありますが、それらすべてぶっとばし
イメージだけで描くと、イメージ通りの絵面になるのですねー。
面白いなと思いました。
<F2スケッチブック>

そして今夜はスーパームーンですか?
さっき散歩の時からきれいなお月さまでした。



最近の手帳には

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最近仕事が暇で、そんな時は「観たかった映画、行っちゃえ~!」
で、2月からもう6本観てます。
だいたいがいつも3人くらいしか入っていない映画館なので、
新型コロナの影響もないだろうと。
(上田映劇は2月の時点で換気扇がんがん回していて、すっごく寒かったです)0330-1
この日はこの映画見た後、上田在住の友人と会ったので
その時のランチをスケッチして、映画館でもらったチラシを貼っておきました。
コラージュではなくて、
なるべく印象に残った、覚えていたいシーンが乗っている部分を選んで貼っています。
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立て続けに観てます(^^ゞ。

『パリの恋人たち』
『冬時間のパリ
『パラサイト』
『サイゴン・クチュール』
『37SECONS』
『リンドグレーン』

こんな感じですが、
観客は多くて6~7人
少ないと3人くらいでほぼ貸し切り。
なので、この映画館も封鎖、、、なんてことなりませんように!。

全然関係ないですけど、最近の手帳スケッチです。
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娘のところに手伝いに行った時、
だらだらとなんとなく、
卓上にのさばる飼い猫のニャムさんを、ボールペンで描いていたら
娘に「これはない、ありえない、ひどすぎる!」とほぼ罵倒され、
「そーかなあ」(ブツブツ)と言いながら色を付けたら
私的に気に入ったニャム氏になって、満足(^^♪オホホー。


手作りマスク


さっき思い立って探したら白いガーゼのハンカチあったので、マスク作ってみました
ネットで色々マスクの作り方見てたので、
「こんなもんかなー」で、極簡単に30分もかからず。
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もう手元に一枚しかないし、この先も手に入らなかったら、と不安だったので、ほっと一安心
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裏はこんな感じ。
「刺繍とかしちゃう?」と、刺繍糸でザクザク縫って
で、刺繍はめげました😆
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ドッグランのある公園風景

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ここは東京都小金井市の小金井公園です。
右側はドッグラン。
今月上旬、娘のフォローに行った時、
飼い犬の散歩をかねて何度か3人で行きまして、最後の日に

ここのベンチに座って鉛筆でスケッチしておいたものに着彩してみました。
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長野市にはない広い公園で、雑木林をうまく利用して
大きな木が林のように残っていて
ホント広々として清々しい、すっばらしい公園で
娘夫婦のみならず私もすっごく気に入っています。

今はもう木々も芽吹いて、この先の桜の大木は満開でしょう。

この頃から新型コロナで子供たちは学校が休校、
暇を持て余した子供たちがたくさん、
ドッグランはいつも通り(だそうです)、にぎやかでした。

<F2スケッチブック>

お散歩スケッチ(五日市街道沿い)

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今月上旬、婿殿が一週間海外出張で、
その間ずっとワンオペ育児はきついと娘が言うので
そしてまた私も仕事が暇な時期でもありまして、
初節句(ひな祭り)も兼ねて3泊4日で行っておりました。
新型コロナの騒ぎの只中でもあり、
外出は近所の小金井公園に散歩のみでしたが、
この公園がすっばらしく良くて、一応持って行ったこの小さいスケッチブックに
一枚スケッチしたのをきっかけに、
ふと娘の住まいの近所を見回すと、大きな欅がそこかしこにたくさん残り
昔々、中学3年生の頃読んだ国木田独歩の『武蔵野』を思い起こしました。
画面右手の欅並木の下を流れているのは「玉川上水」、
たまがわじょうすいと聞くだけでイコール太宰治の私。
その道沿いに洒落た理容院があって、ちょうど梅が満開で、
この雰囲気をスケッチしたいなあと思っていました。
で、娘の計らいで帰る日の午前中1時間だけ
ひとりで散歩がてらスケッチさせてもらいました。
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この家はちょっと見すごく個性的で、近くに行ってよく見ると
ずいぶん古くて大きなお宅でした。
この斜めにタイルを貼った外壁印象的で、
古いが故モダンな建物に見えました、玉川上水ですし。
「あー、なんかいーなー」と見るたび思って、
さらさらっとすてきなイラストのように仕上がるイメージもあったのに、
結局なんかダサい感じになってしまいました。
とても素敵なお家なんですよ。
西東京市 最寄り駅は武蔵境

みんなでパイナポー

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3月19日、通算6回目の自宅レッスンでした。
ほぼ1カ月ぶりで、お菓子をお持ちくださったので
まずはお茶しながら近況報告会にしましょうかと。
そんなゆるーい感じなんでありますが、
描き始めると2時間以上、すっかり集中して
完全に自分の絵に仕上げられます、このお二方!。

今回は静物をスケッチするというテーマで
いくつかモチーフを用意しておきましたが、
お二人共にこのパイナップルを選ばれました。
一見難しいように思いますが、形がとりやすいし、
表面の複雑なでこぼこの模様は特徴を捉えやすいので
逆に描きやすいかなと、
前日スーパーで買い物中に目につき購入しておきました
(あとは美味しく食べられるし、うふっ)。
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Hさんの作品
途中、若干逆光ぎみだったのを上手に捉えられていてすごく良かったので、
そこを生かして進めるようにアドバイス。
水彩画でとても重要な光と影と陰を、
描きながら体感されたのではないかと思います。
とても雰囲気のある素敵な絵になりました。
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Mさんの作品
にじみやぼかしが今回がとてもうまく使えました。
しっかりとお皿の上に立っている重量感や
南国果物のトロピカルな雰囲気を独自の色彩で表現されました。

今回はお二人に、頭で考える色ではなく、
感性・感覚で色を作っていただくために、臨床美術の手法をまねて
①まずはパイナップルの中の色をパレットの絵具3色を選んで作る
果実部分を大雑把に水でぬらし、その色を流しこむ
②少し乾くまでの間、今度は果実外側の色を同じように3色選んで作っておく
半乾きの状態で、その色をポンポンと置くように入れる(にじむのを楽しむ)
③乾くまで、今度は葉っぱの色を作る
よく見て、必要なら白や黒混ぜてもOK
果実部分に流れ込んでも良いので、筆のタッチを生かして葉っぱの塊を描く

というように手順をお示ししました。
ここまでは
「どうなろうと水の仕事に任せて、無理やり自分の手でねじ伏せない」
ことを守っていただき、
次の段階は、そこから好きなように描き込んでいただきました。
お二人ともとても良いにじみやぼかしが出来ていたので、
背景も好きな色を入れてもらいました。
ら、やはり、お花を使って造形するお仕事をされている方々なので、
3次元的造形を2次元の紙に置き換えても、
対象の捉え方が素晴らしいと感心しました。

私も最初の段階はスケッチブックに果実と葉っぱだけ描くことが出来ました
後半はそれぞれの方にほぼつきっきりになりましたので
仕上がりには至らず、翌日に背景入れて細かいところも少し入れて完成にしました。

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三人三様のパイナポーが描けました。

<F4スケッチブック Watson>
(お二人はF3スケッチブックです)

これは去年の秋の風景…

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F2サイズのスケッチブックに鉛筆下書きのまま残っていた2枚に
昨日今日で着彩しました。
何といっても去年の事、覚えてなどいません、あいまいです。
スマホで撮った写真はかろうじて一枚だけありましたが、
もう無視無視、
その時描きたいと思った感動を思い出し、
どうしたら絵になるかを考えました。
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須坂のギャラリー『ぶらり館』がある街並みです。
どうなのか、良くはわかりませんが、
自分的にはこれもありだなと、
その時に描きたかったものは少し表現できたかな?

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これは信州新町美術館にスケッチで出掛けたおり、
帰る間際、風景に疲れて、建物も描きたいなと
反対方向を鉛筆スケッチしておいたもの。
好天で、紅葉と青い空が印象に残っていて、
まずはそこを表現してみようと思いました。
カメラがすごく色彩補正をしてしまい、ド派手な色合いになってしまったのを
画像ソフトで彩度を落としてアップしてます。

たからもの

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今年になって何度か東京の娘宅と自宅を行ったり来たりしてます。
先週はお宮詣りがあり、その前日に写真スタジオで撮影するというので
ノブユキ(犬)を動物病院に預けてから新幹線に乗ると時間が微妙であるため、

「前の日から来てたら?」の娘のお誘いに、
「そっぉねぇ~(かなりニヤニヤ)で、まるまるに二泊三日
“張り切りおばあちゃん、孫漬けの日々”をしてまいりました。
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スタジオでの撮影で、まだ2カ月にも満たないのに色々な要求をされて、
「目を開けてちょーだいねー」で大きな音を耳元でされたり、
こんなにちいさいのに、と、その必死の表情が
モウラシクもあり、おもしろくもあり(^^ゞ
(モウラシイは長野の方言で、可哀想という意味です。
この日、婿が、赤子に向かってこの「モウラシイ」を使っていて驚きました。
幼い子に対する感情として「もうらしい」はぴったりはまる言葉なんですよね。)

とにかく撮影が終わって疲れ切って寝ているところを手帳にスケッチしました。
おかげでこの手帳が私の宝物になってしまった(笑)

そうそう、手帳といえば私が使っている「ほぼ日手帳」
その写真スタジオのカメラマンのお姉さんが同じものを使ってるそうで、
(※ほぼ日手帳は恐ろしくたくさんの手帳カバーがあります)
興味を示されたので、パラパラと、色を塗ったスケッチをお見せしました。
後で娘に「ママ自慢してたね」と言われましたが、
ほぼ日手帳を使われる方はイラストなど描き込む人が多く、
彼女もそれがしたくて、でも二日でめげた…と言ってました。
で、私もレストランなどで頼んだお食事などを描いていると
お店の人が興味を持たれて話しかけてきたり、
ラオスに旅行した時などは、遠巻きに視線を感じて、
言葉は全くわからないけど、日本のお食事スケッチをお見せして、
なんとなくお互いにっこりしたりして。良い思い出です。
そんなことで私はこの手帳スケッチで
人と接する半径が広がったようにも思っていて、
知らない人にも平気でお見せするのが最近の習慣になっています。
逆にそういう母親を娘は知らないのですね。
娘や孫が人生の全てにならないように頑張っているんだけどな♡

それでは手帳スケッチ繋がりで最近のものを
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東京駅地下で買ったお弁当
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誕生日にいただいたプレゼント(渋い!(笑))
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自宅レッスンの日

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1月は私が出産後の娘のフォローに東京行ったり来たりがありましたので、
お休みにしてもらい、ほぼ1カ月半ぶりの自宅水彩スケッチレッスンです。

前回は「写真から風景を描く」をテーマにして、おふたりともヨーロッパの
ご自分で撮った写真を持参されて、鉛筆下書きを完成させて終わりました。

時間が空くので、追加点と注意点を軽くお話させていただいて
「着彩、進めておいてくださいね。」と言ってはあったのですが、
ホントお二方、やる気十分で、しっかり進めて来てくれました。
Mさんはもうほとんど完成?という感じでしたが、
私が気になったとところを直してもらったり、
Hさんはもう少しで完成かな?のところで色々悩まれていたので
質問に答えながらアドバイスしました。

おふたりとも、写真からすでに
自分の描きたいイメージをしっかり持っているところが素晴らしい!です。
(許可をいただいておりますので画像を掲載します)
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いつもおおらかで優しい色合いですが、今回はまたとてもいい色が出たと思います。
建物の構造に悩みながらも、ひとつづつ丁寧に取り組んでおられました
「手前の枝をどうしても入れたい」と、仕上がりのイメージもしっかりあって、
雰囲気のある画面を作られました。
色合い・構図ともに、とても素敵です。
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Mさんはすでにご自分の絵のスタイルが小学校時代に確立していたようで(笑)、
ほっとくと細い筆で強い色をどんどん描き込んでしまいますので、
ご本人も望まれる、水彩らしい色合いを目指していただくため、
前もって、「ここに好きな猫ちゃんとかジョウロとか描いてみてくださいね、
で、そこはしっかり描き込んでもOKですよー。
でも建物はあまり塗り込まないように!、奥行きが出る程度にしておいて下さいね。」
とアドバイスしてありました。
そこをちゃんとふまえて、若干壁色は強めですが、Mさんの世界を表現して、
ほぼ仕上げてきて下さいました。
細かいところ、例えば少し色を落としたり、もう少し暗くした方が良いところをアドバイスしたり、
色を落としたところに別の色味を流し込んでもらい、微妙なニュアンスを作ってもらったり。
更に温かみが増して、写真とはまた違う、この場所に入って行きたくなる作品ですよね!。

このあとMさんは時間が少し余ってしまったので、
「15分で、下描きなしで、筆で、色だけのスケッチをしてみてください」と鉢植えの小さなお花を
ポンと置いたのですが、それがいつものMさんの絵具と筆の扱いとは全然違って
水彩らしさがすごくあって、とても良かった!。
Hさんも大絶賛。
で、次回の3月は早描きを何枚も描こうということになりました。
私も今度は一緒に描きたいと思います。
あー楽しみ~~♡

いじいじと。。。

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ずいぶん前に現場スケッチしたものですが、どう描いて良いかわからず、
いじいじと、いじりまわしていました。
筆を重ねるとそれらしい景色にはなると思うのですが、
水彩の軽やかなすっきりした発色がなくなって、重い感じになり、
あまり好きではありません。
昨年出させていただいた翠水会の展覧会での経験から、
しっかり描き込まねばいけないか、と思い、
一度描いたところを絵具を拭ったり、また色を置いて「やっぱり違う…」と拭ったり
を、ずいぶんやりました。

結果、やはり水彩画は筆を重ねるのではなく、いっぱつで色を決め、
スピード感を持って仕上げることが肝要だと、
この先はそういう方向で描こう!と決めました。
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これはその前にやはり現場でほぼ仕上げたスケッチですが、
部分的に固有色に囚われているところが目について、少しだけ直しました。
画像ではあまりわかりませんが、実物はこちらの方が色がきれいです。
この方が自分としては納得いく感じです。

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そしてこれは自宅で水彩をお教えしている皆さんと外にスケッチに出掛けた時のもので、
途中になっていたものを無理やり仕上げようと、かなりいじってしまったものです。
現場スケッチは、その時の感動をもっと率直に描きたいなと思います。
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同じく自宅レッスンで、皆さんに焼き菓子を描いてもらった時に自分も描いたものが
途中のまま仕上がってなかったので、思い出して無理やり形にしてみたものです。
手帳スケッチで描くように軽やかに仕上げることができず、
色々やり過ぎて作り過ぎ、「なんだかなぁ」の出来です。

ともかく、
いじいじいじりたおすのは良くない!
それを再認識している昨今でございます。。。







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