宮沢賢治の像

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090517
4月上旬に娘の大学入学式に出席するために岩手県まで行きました。
大学の構内にこの像があることはパンフレット等で知ってはいましたが
入学式の後、農学部の懇親会で敷地内にある資料館を
特別に見せていただけるということで案内されたその脇にひっそりとその像があって、
息を呑みました。
その時はあわただしかったので写真だけ撮り、後日像だけは写真をみながら描き、
まわりはなんとなくその時の印象で色をつけてみました。
ちなみに宮沢寛治さんの顔はこんなボーっとした感じではなく、
素朴で優しくたくましい良いお顔をされてます、念のため‥。
ここでこの像に見守られて6年間過すのだなあと改めて思いながら描いたわけです。
<MUSE KENAFPAPER SM(22.8×15.8cm)

一輪

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昨年末、2年前に植えたさざんか(たぶん‥)の細い枝にようやく蕾が付き、
ある暖かい日に一輪だけひらきました。
「あぁ、こぉんな色のお花が付くんだ~~」と感動して、
ため息まじりに息をひそめてスケッチしました。
090426

白のようなピンクのようなグラデーションが、柔らかそうで
本当に小さな天使が降り立ったかのようでした。
それが、その後急に寒くなったりで、数個付いていたと思った蕾は
茶色くなって落ちてしまいました。

年が明ければ娘の2度目のセンター試験があるわけで、
なんともその後筆を持つ気になれませんでした。
3月9日に娘が志望校合格を果たし、ようやく描き上げる気分になれました。
しばらく埃をかぶせちゃって、本当にごめんね。

<アルシュ A4 荒目>

似顔絵を頼まれる

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090409

最近、鷹司誓玉善光寺お上人の自伝『流れのままに』を
聞き書きしたライターの友人から夜電話があり、
今度某新聞社にコラムを書くのだけれど作者紹介の写真も堅苦しいので、
超簡単でいいので、似てなくていいので、何でもいいので、
似顔絵的なものを描いてくれないかと頼まれました。
彼女はその翌日タイに、次書く本の取材で出かけてしまうということで
既に気分は彼の地に飛んでいて上機嫌だし、
私もそういった類は仕事としてしたことがないので
当然お金のからむ依頼ではないと察して、
友達として機嫌よく協力することにしました。
写真を見ながら筆ペンでササっと描けるだろう、のつもりが、
困った!最近の写真がない‥、
あったのは一緒に山登りをした時の帽子を目深にかぶっているものや
下向いてるもので全然参考にならず、かなり焦りました。
子供の大学入学式のために私も盛岡に行かなくてはならないという
その前日のことでしたので。

でも16歳からの長いつきあい、
“あの子の特徴は‥、頬骨がはっきりしてるんだよねぇ~、で、
いつも小首をかしげて人の深層心理をみやぶる目つきで見るんだよ~、
で、唇は一番の特徴、真一文字で口角ははっきりピリオド、
「なぜそう思うの?」「おかしくない?」「‥わからない。」
これで何度返答に窮しパニックになったことか‥、
そう、この薄い唇から淡々と言葉が出るんだよねぇ~‥”
ぶつぶつつぶやきながら描いていると何となく彼女になった気がしました。
ですが私としては愛情たっぷりのつもりが、一般的には好感がもたれなかったようで、
後日まじまじ眺めてやはり線で描くと年齢が強調されてきれいに見えないことに気づき、
少し色味をつけて線を消してみました。
雰囲気が近づいてきたと思うのですケド‥、なかなか難しいものですね。

丑年

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2009
2009年になって何ヶ月も経つわけですが
、しばらく手がつけられなかった「徒然絵日記」を再開するにあたり、
やっぱり年賀状は記録に残しておきたいと思い載せてみました。

昨年末は28日まで仕事で年賀状に手が回らず、29日の午後にやっとアイデアをまとめ、
30日にプリントアウト数十枚。
ここに筆ペンで新年の抱負とか近況報告とかやらを一枚一枚書くのに一日かかり、
結局31日夕方中央郵便局に投函し、年越しとなりました。
その間に一応の大掃除、年越しや新年を迎える準備
(お雑煮の材料調達やお重・御神酒の用意やらお正月の花を生けたり‥)をしながらで、
来年こそは11月から年賀状に取り掛かろう‥などと思ったりもしましたが、
その年の状況次第ですから、まぁいろいろで仕方ないとあきらめてもいます‥。

ともかく、そんな状態でしたが今回の牛は自分ではとても気に入っています。
子供の図鑑に載っていたインド原産のコブウシと
娘がクリスマスにプレゼントしてくれたひざ掛けが“Made in India”で
「よ~し」と閃き、ひざ掛けをスキャナーで読み込んでコブウシの形に切り抜いてみました。
2009-s2

そして色などをパソコン上で調整して自分のイメージに近づけました。
好みの良い色が出ました。
年賀状自体は発売後まもなく買っておいた今年初の「萌葱(もえぎ)色」で、
その地色に合う図柄が出来たと思います。

秋日

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081116
先週の日曜日、大学の先輩である友人に誘われてスケッチに行きました。
長野県庁の前を西にずんずん歩いていったところにある里島発電所です
。昔からスケッチポイントのようですが、
ここを選んだのは友人宅から自転車で数分のところであることと、
ちょうど紅葉の美しい時だったので行ってみようかと。
寒いので2時間くらいで帰ろうねと決めていたので、軽く色をつけて帰って来ました。

自称“雑草のようにたくましく、明るくきれいな”友人は、以前から聞いてはいましたが、
この地を離れることが本当に決まったようで、
お別れにと愛用のレースの日傘だとかシクラメンの絵に言葉を添えた短冊だとか
用意してくれていて、そしていつもどおり、少女のように楽しそうに絵を描いていました。
家に帰って仕上げようとしましたが、寂しい気持ちばかりがまるで埃のように、
じっと動かない私の上に降り積もるようで、なんだか暗い出来上がりになってしまいました。
でも何とか仕上げました。
女子美同窓会長野県支部を立ち上げるために初めてお会いしてから、
あっという間の10年でしたね。
そんなことを思って描きました。

<MUSE KENAFPAPER SM(22.8×15.8cm)>

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