これは去年の秋の風景…

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F2サイズのスケッチブックに鉛筆下書きのまま残っていた2枚に
昨日今日で着彩しました。
何といっても去年の事、覚えてなどいません、あいまいです。
スマホで撮った写真はかろうじて一枚だけありましたが、
もう無視無視、
その時描きたいと思った感動を思い出し、
どうしたら絵になるかを考えました。
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須坂のギャラリー『ぶらり館』がある街並みです。
どうなのか、良くはわかりませんが、
自分的にはこれもありだなと、
その時に描きたかったものは少し表現できたかな?

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これは信州新町美術館にスケッチで出掛けたおり、
帰る間際、風景に疲れて、建物も描きたいなと
反対方向を鉛筆スケッチしておいたもの。
好天で、紅葉と青い空が印象に残っていて、
まずはそこを表現してみようと思いました。
カメラがすごく色彩補正をしてしまい、ド派手な色合いになってしまったのを
画像ソフトで彩度を落としてアップしてます。

たからもの

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今年になって何度か東京の娘宅と自宅を行ったり来たりしてます。
先週はお宮詣りがあり、その前日に写真スタジオで撮影するというので
ノブユキ(犬)を動物病院に預けてから新幹線に乗ると時間が微妙であるため、

「前の日から来てたら?」の娘のお誘いに、
「そっぉねぇ~(かなりニヤニヤ)で、まるまるに二泊三日
“張り切りおばあちゃん、孫漬けの日々”をしてまいりました。
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スタジオでの撮影で、まだ2カ月にも満たないのに色々な要求をされて、
「目を開けてちょーだいねー」で大きな音を耳元でされたり、
こんなにちいさいのに、と、その必死の表情が
モウラシクもあり、おもしろくもあり(^^ゞ
(モウラシイは長野の方言で、可哀想という意味です。
この日、婿が、赤子に向かってこの「モウラシイ」を使っていて驚きました。
幼い子に対する感情として「もうらしい」はぴったりはまる言葉なんですよね。)

とにかく撮影が終わって疲れ切って寝ているところを手帳にスケッチしました。
おかげでこの手帳が私の宝物になってしまった(笑)

そうそう、手帳といえば私が使っている「ほぼ日手帳」
その写真スタジオのカメラマンのお姉さんが同じものを使ってるそうで、
(※ほぼ日手帳は恐ろしくたくさんの手帳カバーがあります)
興味を示されたので、パラパラと、色を塗ったスケッチをお見せしました。
後で娘に「ママ自慢してたね」と言われましたが、
ほぼ日手帳を使われる方はイラストなど描き込む人が多く、
彼女もそれがしたくて、でも二日でめげた…と言ってました。
で、私もレストランなどで頼んだお食事などを描いていると
お店の人が興味を持たれて話しかけてきたり、
ラオスに旅行した時などは、遠巻きに視線を感じて、
言葉は全くわからないけど、日本のお食事スケッチをお見せして、
なんとなくお互いにっこりしたりして。良い思い出です。
そんなことで私はこの手帳スケッチで
人と接する半径が広がったようにも思っていて、
知らない人にも平気でお見せするのが最近の習慣になっています。
逆にそういう母親を娘は知らないのですね。
娘や孫が人生の全てにならないように頑張っているんだけどな♡

それでは手帳スケッチ繋がりで最近のものを
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東京駅地下で買ったお弁当
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誕生日にいただいたプレゼント(渋い!(笑))
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自宅レッスンの日

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1月は私が出産後の娘のフォローに東京行ったり来たりがありましたので、
お休みにしてもらい、ほぼ1カ月半ぶりの自宅水彩スケッチレッスンです。

前回は「写真から風景を描く」をテーマにして、おふたりともヨーロッパの
ご自分で撮った写真を持参されて、鉛筆下書きを完成させて終わりました。

時間が空くので、追加点と注意点を軽くお話させていただいて
「着彩、進めておいてくださいね。」と言ってはあったのですが、
ホントお二方、やる気十分で、しっかり進めて来てくれました。
Mさんはもうほとんど完成?という感じでしたが、
私が気になったとところを直してもらったり、
Hさんはもう少しで完成かな?のところで色々悩まれていたので
質問に答えながらアドバイスしました。

おふたりとも、写真からすでに
自分の描きたいイメージをしっかり持っているところが素晴らしい!です。
(許可をいただいておりますので画像を掲載します)
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いつもおおらかで優しい色合いですが、今回はまたとてもいい色が出たと思います。
建物の構造に悩みながらも、ひとつづつ丁寧に取り組んでおられました
「手前の枝をどうしても入れたい」と、仕上がりのイメージもしっかりあって、
雰囲気のある画面を作られました。
色合い・構図ともに、とても素敵です。
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Mさんはすでにご自分の絵のスタイルが小学校時代に確立していたようで(笑)、
ほっとくと細い筆で強い色をどんどん描き込んでしまいますので、
ご本人も望まれる、水彩らしい色合いを目指していただくため、
前もって、「ここに好きな猫ちゃんとかジョウロとか描いてみてくださいね、
で、そこはしっかり描き込んでもOKですよー。
でも建物はあまり塗り込まないように!、奥行きが出る程度にしておいて下さいね。」
とアドバイスしてありました。
そこをちゃんとふまえて、若干壁色は強めですが、Mさんの世界を表現して、
ほぼ仕上げてきて下さいました。
細かいところ、例えば少し色を落としたり、もう少し暗くした方が良いところをアドバイスしたり、
色を落としたところに別の色味を流し込んでもらい、微妙なニュアンスを作ってもらったり。
更に温かみが増して、写真とはまた違う、この場所に入って行きたくなる作品ですよね!。

このあとMさんは時間が少し余ってしまったので、
「15分で、下描きなしで、筆で、色だけのスケッチをしてみてください」と鉢植えの小さなお花を
ポンと置いたのですが、それがいつものMさんの絵具と筆の扱いとは全然違って
水彩らしさがすごくあって、とても良かった!。
Hさんも大絶賛。
で、次回の3月は早描きを何枚も描こうということになりました。
私も今度は一緒に描きたいと思います。
あー楽しみ~~♡

いじいじと。。。

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ずいぶん前に現場スケッチしたものですが、どう描いて良いかわからず、
いじいじと、いじりまわしていました。
筆を重ねるとそれらしい景色にはなると思うのですが、
水彩の軽やかなすっきりした発色がなくなって、重い感じになり、
あまり好きではありません。
昨年出させていただいた翠水会の展覧会での経験から、
しっかり描き込まねばいけないか、と思い、
一度描いたところを絵具を拭ったり、また色を置いて「やっぱり違う…」と拭ったり
を、ずいぶんやりました。

結果、やはり水彩画は筆を重ねるのではなく、いっぱつで色を決め、
スピード感を持って仕上げることが肝要だと、
この先はそういう方向で描こう!と決めました。
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これはその前にやはり現場でほぼ仕上げたスケッチですが、
部分的に固有色に囚われているところが目について、少しだけ直しました。
画像ではあまりわかりませんが、実物はこちらの方が色がきれいです。
この方が自分としては納得いく感じです。

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そしてこれは自宅で水彩をお教えしている皆さんと外にスケッチに出掛けた時のもので、
途中になっていたものを無理やり仕上げようと、かなりいじってしまったものです。
現場スケッチは、その時の感動をもっと率直に描きたいなと思います。
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同じく自宅レッスンで、皆さんに焼き菓子を描いてもらった時に自分も描いたものが
途中のまま仕上がってなかったので、思い出して無理やり形にしてみたものです。
手帳スケッチで描くように軽やかに仕上げることができず、
色々やり過ぎて作り過ぎ、「なんだかなぁ」の出来です。

ともかく、
いじいじいじりたおすのは良くない!
それを再認識している昨今でございます。。。







息抜きのスケッチ

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先週も娘のフォローに3泊4日で東京に
婿どのがインフルにかかってしまったので隔離のため実家に
赤子は夜泣きがヒートアップしてて、なかなか大変そうでしたし、1ヶ月検診がありまして
スケッチブック広げるのも憚られる、ってか私もくたくた💦でした
昼間よく寝てる時間に、娘のマッキー(油性ペン)借りて描いてみました
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娘たちが飼っている3匹の猫たちとも
ずいぶん仲良くなりましたわ~
(夜中、うつ伏せで寝ていて起きようとしたら首が上がらない!、
そう、私の首筋から背中にかけてのところに
どっしりと猫のニャム氏が寝ていて、なかなか降りてくれないぃ~
赤子はギャースカ泣いているし、
「お願いニャム、そこどいて~~」と、じたばたしました(笑))
上は、「テーブルの上で涼むニャム氏」です

かーいーのお🎵

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昨年末長女を出産した娘のフォローに東京に来ています
赤ちゃんて、ちっちゃくて、百面相で、泣いても抱っこしても、💩しても、どのくらい見ててもまったく飽きないですね
F6号のクロッキー用スケッチブックと鉛筆だけ持ってきましたので、描いてみたりもしました
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昼間バウンサーで寝ているところです

初めてスマホからアップしてみます

今年もよろしくお願いします。

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2020年、始まりましたね。
今年はより一層丁寧な仕事を心掛け、ご依頼いただいたお客様に、倍ご満足いただけるように頑張りたいと思います。
建築パースを通して、第2種電気工事士やインテリアコーディネーターの資格を持った経験・知識を加味して、様々な建物がより良い結果につながるようなお手伝いをさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、(私的に)恒例の年賀状でございます。
2020子のコピー
12月25日に初孫が産まれる予定日で上京したり、なんとも落ち着かず、帰って最後の仕事を収めてから考えたので、かなりのほほ~んとしたイラストになりました。
ペンでハリネズミのイラスト、とにかく10匹描こうと進めまして、
(ハリネズミは実はモグラの仲間とか…(^^ゞ)
はりねずみのコピー
こんなもんかな~で、色はは最近の水彩スケッチ画像をコラージュしました。

そして娘の出産は帝王切開で時間等も決まってましたので、米国在住の女子美時代の先輩ご家族が来日していて、丁度その25日しか会えそうもないとのことで、東京駅で待ち合わせランチを共にしました。
1年ぶり!、赤ちゃんの時以来の娘さんにも会えてとーっても楽しいランチでした。
お店の人に頼んで撮ってもらった写真、エキゾチックなお顔立ちの方々の中の
ザ・ニッポンジン的あたくし。「ま、いっかー」とまあるく切り抜いて入れてみました。
健康で元気に好奇心を大切にわくわくして今年も過ごしたいものです!。

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今年も終わり

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大晦日になってしまいました。
今年を振り返る、と言ってもこの気の抜けたブログ、
思い出したように更新する、超スローペース絵日記で…。
それでも、ここに気が付いたことだけでも載せておくことで、
自分の心というか、進みたい方向というか、
軌跡が残ることで整理が出来るみたいな。
自分にとってはとても大切なブログです(^^ゞ。

まずは年を越す前に11月12月にカルチャー教室で描いたスケッチを
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11月、信州新町美術館裏手からみた風景です、紅葉がおしまいの頃。
現地でひとり、昼をはさんで3時間位描きました。
「どうにかしないと~」と思いつつ、仕上がってません。

そして12月は教室で人物。
人物クロッキーはもう10年以上ぶり!、楽しみにして行きましたが、
鉛筆が動かない、思う線がひけない~
20分ずつ3回、いや4回あったかのな?私は少し遅れてしまったので。
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全く描けず、プロポーション狂いまくりで~~、
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もう一枚クロッキーしよう!と頑張るも、空振り~の20分。
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まわりの方々、皆さん着彩してらっしゃるので、
最後の20分はクロッキーに着彩してみました。
20分。
あまりのへたさにガックシ、でございましたが、
人物クロッキーは楽しい、また機会があればやりたいです。
F6のスケッチブックに描きました。

*****今年を振り返って*****
今年はインテリアコーディネーターの資格を返納(更新しなかった)ところから始まりました。
そのせいではないでしょうけど、仕事のご依頼がかなりのペースダウンで始まり、
このまま世間から忘れ去られてしまうのか…と気をもみました。
ようやく活気が出てきたのは初夏の声を聴く頃、
その間ひたすら水彩画を描いていました、で、その世界を少しづつ広げたら
また知らない世界が広がって、おもしろいなぁと思いましたね。
変化を恐れない、むしろ変化する方向を選ぶ、ということをこの先の指針にしようと決めた年でした。

絵を描いても、いつまでもそのままにしておくものもあります。
無理に進めるより、気持ちが向いたときに一気に描こうと放置してるのですが
今のところ仕事が第1優先であることもありますが、自分的には熟成のための発酵期間のような感じでもあるんです(笑)。
なんてもたもた…と、情けない自分にため息ついたりしていましたが、
最近それも自分であることを受け入れようと思いました。
お正月はゆっくり過ごせそうですので、スケッチ三昧になりそうです

今年も1年ありがとうございました。
皆様におかれましては、どうぞ良いお年をお迎えくださいませませ。

土偶展、良かったなー

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長野県歴史博物館で行われた『国宝土偶展』
11月10日ですでに終わっていますが、
私は11月1日金曜日に見に行きました。
そこそこ人は入っていましたが、まだ人の列に並ぶことなく
ゆったりと国宝土偶5体を鑑賞できました。

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ガラスケースに入った国宝土偶が1体ずつ
じっくり360度ぐるりと見ることが出来るなんて!♡。
既にひとり、年配の女性が小さなノートに何やら一生懸命書いていて、
(そうだ、こんな機会はめったにないぞ、後姿と横姿、描かなきゃ!)
と思ったのですね~アタクシ。
監視員の方の視線を感じつつ、1ポーズ1分くらいで(汗)。
上は「仮面のビーナス」を横からスケッチしました。
(あ、もちろん水彩絵具での彩色は後日家で、ですよ。)
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初めてお目にかかった「縄文のビーナス」
下半身の逞しさ、安定感どっしり感、に感動しました。
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「縄文の女神」は鋭角的な印象。横から見るとその印象が際立ちました。

この展示が終わった頃ブログに載せようかな?と思っていたのですが、
忘れたわけではないのです。

実はその間、なんというかおもしろいご縁が繋がって、
『翠水会(すいすいかい)』という、
水彩画愛好会の大先輩方の展覧会に誘われ、
「これもご縁」と、えいやっと2点出展しました。
(82ギャラリーにて 30数名の方がひとり2作品出展)
ブログに告知もせず、会から送られてきた10枚のDMを
ひっそりと、ごく親しい方にだけ送り、
観に来てくれる友人たちを案内したり、半日の当番があったり、
で最後に講師の先生による講評会。
これがその後じわじわと重くなってきてるんですね~~。
大先輩の会の方々、主に男性ですが、皆さん紳士でほめてくださり、
講師の先生も概ね良しとしてくださったのですが、
自分が一番わかるわけです、まったく足りてないものが。。。
好きで小さなスケッチばかり喜んで描いて満足してました、
この先もそうやって自分が楽しければ、
仕事のように追い立てられるように描くのはいやだわ~、
スケッチは楽しく描かなきゃねー、
…これでいいのか自分。。。。。

そんなこんな逡巡の日々を、無駄に過ごしております。




大鹿歌舞伎その2

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歌舞伎を観ながらのスケッチその2
その日は雨の予報はまるで出でいなかったのですが、
時折空が暗くなり、冷たい風がが吹いたかと思うと、
パラパラ雨が降って、そして天気雨のようになったり、
それがしばらく続いて、フィナーレにはきれいな青空が出て、
まるで辛い物語が最後のクライマックスで盛り上がるのと
リンクするかのようでした。

始まってすぐサーっと雨が降り出し、
観客は帽子かぶったり雨具を着込んだり、
お弁当の包みのビニールをかぶったり。
私のスケッチブックも雨のスパッタリンクが。
でも一番気になったのはこの方(太夫弾語りというのですか?)、
屋根のないところで譜面や三味線が濡れてしまう~~(ハラハラ)。
でも動じることなく堂々と謡い弾き語り。
しばらくして雨が止んだから良いものの、
雨脚がもっと強まったらどうされたのでしょうか。

そんな訳でスケッチブックをコートの下にもぐらせてましたが、
この方になんだかすごく興味を持ち、2枚目走り書きしておきました。
で、昨日水筆でささっと色を乗せてみました。
雰囲気は出たかなと思います。

<F2スケッチブック 透明水彩 水筆>


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