縄文に魅せられる

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最近、歴史年表をようやくまじまじ眺められるようになりました。
私は子供のころから歴史に一切の興味を持ってきませんでした。
自分の想像力が、自分の見たことない世界を受け付けない体質、なんだと思っていました。
中学生の時、試験管の中に霧状のものが出来て「これが雲の正体」と教わった時は、
目の前が晴れ晴れしたことを覚えています。
そういったことが楽しくて理科大好き少女で、社会科は私の頭には一片もありませんでした。
ですから紀元前の『縄文・弥生時代』に思いを馳せる…だなんて、自分でもビックリしています。

事の始まりは、パースの仕事で現場を見るために御代田町まで行ったおり、
ふと「浅間縄文ミュージアム」が目に入り、
せっかく遠出したのだから見て帰ろうと思ったのですね。
そしたらそれが素晴らしかった!。
特に、初めてあんなにたくさんの縄文土器をすぐ目の前で見て、
その迫力にぞわぞわぞわ~っと、まさに鳥肌立つ感覚を覚えました。

縄文土器は逞しく、自由で楽しく、それが圧倒的な造形美となって現代の私を感動させます。
いやはや何という力強い美しさ!!。

それらの土器を眺めるうちに、これを作った人達をすごく近くに感じるように、
自分の意識が変わった気がしました。
自分の知っている昔の人は祖父母までで、その先のご先祖様を感じることはありませんでしたが、
その先にこの人達がいるのだなあと、すべての繋がりがすごく自然に受け入れられたのです。

これが昨年12月のことなのですが、その時ミュージアムショップで「ガチャポン」をしたかったのに小銭がなく、両替を頼める職員の方も見当たらず(つまり平日はかなり閑散としているようです)、あきらめて帰ってきました。
今年になって、たまたまそのミュージアムの近くを車で走っているという友人と話していた時、
「絶対良いから是非見て!」と勧め、「ついでにガチャ、買ってきて~~」と頼んだのですね。

この手帳スケッチはその頼んだ戦利品。壺の方は弥生式土器です。
しかしこのガチャポンのレプリカ、完成度すごいですよね!、
ま、欲しくてたまらなかったってこともありますが、超かわいい~~(^^)/
で、こうして手帳にスケッチまでしてしまいました。

好きなもの置いてる棚に飾ってます。
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壺が高さ5㎝、「仮面の女神」は高さ6.5㎝です。

内容がいっきに「ガチャポン」になってしまいましたが、

私の意識がすっかり変わったことのひとつは、
"縄文人は今の人間とさほど変わりはない
現代に縄文人がやってきたら、スマホに驚くかもしれないが、
その使い方を覚えて、同じように使いこなすだろう”
ということです。

1万年の間、平均寿命約30年といいますから、何代も何代も
気が遠くなるくらい何代も何代も、同じように木の実を食べ狩猟し、
土器を作っていたのですね。
私は自分の人生でたぶん5代あたりまでしか見ることは出来ないですけど、
ここ最近50年の、人の生活の変わりように、その速さに、漠然と危うさを感じていました。
縄文時代と同じように暮らすことはもちろん無理ですけど、
知り、学ぶべきだと思っているこの頃です。


**まったく関係ないですが、最近の手帳スケッチお食事編を少し(^^ゞ**
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四季彩MIZUNO  和食懐石
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ブラーノ1階カフェ  タルト&コーヒー
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カサミンゴー  ピザ&パスタ&サラダ(ランチセット)
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すきやき(中野市) すき焼き丼セット

クアンシーの滝

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2017年12月に行った、ラオスの古都、世界遺産の街ルアンパバーン。
観光人気ナンバー2という「クアンシーの滝」を、その時の写真を見ながら描いてみました。
この滝はメコン川の下流に位置するそうで、水がエメラルドグリーンに見えるのは
石灰華で出来た段丘の構造からだそうです。

<アルシュ(の切れっ端、ほぼ)A3サイズ 透明水彩>


***ここからはなんちゃって旅行記です***

ツアーといえど娘と私の2人きり。ラオス人ガイドのサンさんは、
娘とほぼ同い年のいつかは政府の通訳になりたいという夢のある真面目な男性。
サンさんが入り口で入場券を買ってくれて、しばし自然散策という感じで歩きます。
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森の中を緩やかにのぼっていくと、なんとなしマイナスイオンを感じ、
川が見えてきて、その何とも言えない水の色に感動しました。
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欧米人って、結構気軽に水着になりますよね。
段丘の“プール”で水浴してました。
時間があったら私も入りたかった、いろいろ日程ぎっしりのツアーは
こういう時、横目でいいなぁと思うのみなのが、つまらないところ。
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↑このあたりの別アングルを描きました。
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ここが一番奥の一番大きな滝。
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そこを正面に見る木橋があって、たくさんの観光客が写真や動画を撮ってました。
ここを欧米人のビキニのおねいさんがフツーに平気で通るもんだから
恥ずかしがり屋の娘は目を丸くしていたのでありました。
素晴らしいプロポーションの人もそうでない人も
かなり堂々とビキニでその辺ウロウロしてるのを見て、
娘はちょっとしたカルチャーショックのようでした
頭の堅い娘には思いがけず良い経験
だったと母は思ったのでした(^^)/

新しい絵具

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そうそう、自分先月誕生日だったのですが、
今月上旬久しぶりに小林さんに会った時、誕生日プレゼントでいただいた
ホルベインの透明水彩絵具「アーティストカラー ヒグチユウコバージョン」です。
わぉー、なんて素敵な色♡、私のパレットに無い色ばかり!。
よだれ垂らさんばかりに眺めていたら小林さんの一言。
「これでいっぱい絵、描いてくださいね!。」
こういう、はっきりした激励が我々“女子美”なんですわ~。
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きれいな色が、クアンシーの滝の白濁したエメラルドグリーンの水の色にぴったりと思い、
ラフスケッチをしてみました。
少し前です、今はも少し大きな水彩紙に描いているところです。

ありがとう♡♡♡ikkoちゃん。

女子美つながり

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数日前、日本画家 堀文子さんの訃報を知りました。
女子美同窓会由来の友人小林さんが、黒柳徹子さんのインスタグラムで知ったと連絡くれて。
堀文子さんは女子美術大学の日本画科を出られた方です。

昨年11月、百歳を記念して堀文子さんの記念展がありました。
銀座の画廊での記念展はその時も小林さんが「たしか東京でもやってるはず」と、たまたま別の展覧会を観に上京していた時知らせてくれて、娘と大急ぎで回って観ました。
その画廊は狭く、小品しかなかったので、韮崎の大村美術館で開催の記念展もぜひ観たいと。
岡谷市のイルフ美術館に『ダヤン展』を以前から小林さんと観に行く約束をしていたのを、会期が短いからとむりやり大村美術館に変更してもらって観に行ったのでした。
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その時の手帳スケッチです。描いたのは美術館となりのお蕎麦屋さんで食べた『鴨肉うどん』。
まるでベーコンのようですがもっと肉厚で、柔らかくジューシーで黒コショウが効いてとても美味しかったです。
肝心の記念展は、大村先生の堀文子さんコレクションが大小たくさん展示されていて、素晴らしく見ごたえがあり、大変満足しました。(左はその時の入場券ですが、展覧会の名称は出てないですね)

その後、12月25日に今度は3人で『ダヤン展』を観にイルフ美術館に行き、岡谷名物の「うなぎ」を食べることになりました。クリスマスにわざわざ岡谷まで行ってうなぎ食べたわけですが、これは私が、昨年ウナギを一回も食べておらず、どーしても食べたい!と主張したのですね(^^ゞ。
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女子美出身というだけで、年齢も専攻学部も違う3人ですが、道中車内の会話の空気感は“自由闊達な女子美”そのもの!という感じでした。私は女子美つながりの人の中では、すごく呼吸が楽になります。

黒柳徹子さんのインスタグラムで読んだのですが、
堀文子さんは芸大に行きたかったのに、当時芸大は男子ばかりだったので父親に反対され女子美に入ったと。「で、どうでした?」の黒柳徹子さんの問いに「馬鹿ばっかり!」と答えたその答え方が、いかにも“女子美”で、おかしくて笑っちゃいました。
長野支部でも同窓会の先輩がたから「男の子がいる大学はお行儀が悪くなるからダメって言われてねぇ~」というお話は何度か聞いたことがあります。

「群れず、慣れず、頼らず」 堀先生の信条
胸に落とさずにいられません。

ご冥福をお祈りいたします。

ルアンパバーンの村

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もう一昨年になりますか、2017年12月に娘と旅行したラオスの古都ルアンパバーン。
2泊4日の旅程で、2日めに行ったメコン川クルーズの途中で立ち寄った
バーンサーンハイ村の風景です。

ここはどぶろく造りが盛んで、蒸留の実演もしていました。
その販売や織物などの土産物屋さんだけの、本当に小さな村です。
脇道をのぞくと日常の風景があり、ぽてっと丸いフォルムの青いトラックが印象的で、
写真を撮りました。
その時の写真を見ながら描こうと思ったのですが、あまり写真に囚われたくないなと思いました。
それで普通紙のA4サイズにプリントしたのですが、
いざ描くとなると「あれれ~ここどうなってんの~?」と、細かいことに囚われ、
思わずガン見してしまい、混乱の連続。
ほぼ真っ黒のプリントに引きずられ、影も濃くし過ぎてしまいました、とほほ。

でも南国の強い日差しと影、何もないラオスの田舎の風景が描きたかったので、描けて良かったです。
<ウォーターフォード F8 透明水彩絵具>

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こちらは事前にボールペンでイメージを描いてみたエスキスです。
<F3スケッチブック ボールペン+透明水彩絵具>

次はクアンシーの滝を描きたいと思ってるのですが、どうなりますかうふふ。

イノシシの年賀状

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年が明けて、早1月も3分の1が過ぎましたね。

本年もよろしくお願いします。

毎年恒例今年の年賀状ですが(^^ゞ、今年は年齢的にも納得の「年賀状欠礼はがき」がたくさん届き、年賀状送れなかった方々に見ていただくのも良いだろうと、ネタ晴らしをしてみます。

昨年末、「とにかく元旦に間に合うように出す!」ことを、第一の目標にしました。
考え込まず悩まず、作業のように割り切って、さっさと終わらせる!と。
まずは図案のイメージ。
「イノシシというと、花札!イノシカチョー!」で、花札のイメージにしよっかな~と考え、
ネットで「花札イノシシ」とググったれば、まあ出るわ出るわ、年賀状のデザイン案が!。
もう、自分オリジナルを作ることが、何か間抜けなことをしてる気分になりました。

でもって、リアルな猪を描くって気には鼻からならなくて、
女子美術大学デザイン科卒として大得意の「テクスチャー」と「コラージュ」でまとめることにしました(私の学生時代はこれがおおはやり!)。
前回ブログに載せたボールペンの線描きイラストを、9匹分切り取って、いろいろに配置しなおし、
「テクスチャー」は非常に安易でありますが、最近描いた落ち葉の絵を切り取りました。
2019亥
9匹の落ち葉のイノシシが出来ました。

ま、これはこれで良しとしよう、で、金色に見える「謹賀新年」と
昨年、先輩夫婦が長野に来た時、渋温泉をバックにBobさんが「自撮り」で撮ってくれた写真が気に入ってたので、その写真の自分の顔を切り取って入れました笑。
photo
<♡楽しかった去年の思い出♡>

昨年はパース制作の仕事で様々な出会いがありました。
現場の方のご依頼で、LINEで情報やりとりして、リアルタイムでパース画像をLINEで送り、とても喜んでいただけました。現代のやりようで、いかようにも対応できることがわかり、痛快でした。
今年はどんなパースを制作できるでしょうか。どんな出会いがあるでしょうか。
やはり年始めはわくわくしますね!。
2019亥のコピー

インテリアコーディネーターの資格

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あっという間の年の瀬。
一年のつけがどっと押し寄せてる感の「あわただし気分」まっ最中です。

家の中どこを見ても「あれも捨てなきゃ、これも捨てなきゃ、そうして必要なものをここに整理しなおして…。」と思うところばかり。
そう!断捨離をしたいのに何も手が付けられてないどころか、全てが散らかってる!。
アタシって片付けられないオンナ?。
最近の気分の不調は、整理整頓が出来てないことと、絵がまるで描けないこと、これが原因と分かってはいるんです。
どうにかすっきりしたい、けれど年をまたいでの仕事もあり、ある程度は進めておかないとならないし。ああ。

そんなこんなで、断捨離の一環としてではないですが、
持っている資格、インテリアコーディネーターの資格更新手続きを今回はしないと決めました。
高齢者の自動車運転免許ではないですが、「お返しします」。
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更新の書類がしばらく前に来ていて、来年1月が締め切り。
たしか5年ごとの更新でしたか、前回も、ただ持っているだけの資格なので「どうしようかなぁ?」と考えていたら、娘が「せっかく取った資格だし、持っとけば? 次回は仕事で使ってるかどうかでその時決めたら?」と言ってくれて、「それもそうねー」のノリでした。

このインテリアコーディネーターの資格を取ったのは15年前、45歳の時です。
パース屋になるのに資格は必要ありません。ですが、何か自分を社会的に証明できる資格が必要だと、切実に考えていました。ひとりでパース屋を続けていくためには、“ただのおばちゃんではないぞアピール”をする必要があると。
当時こうした資格試験取得がかなりブームで、インテリアコーディネーターの資格取得は結構難関でした。しかし私は建築インテリアを基礎からしっかり学ぶことに飢えていたし、学んだことのお墨付きをいただくことを渇望していました。ので駅前のヒューマンアカデミーをかなりの金額出して受講して(私は個人だったので全額自己負担ですが、ほとんどの人は仕事先の補助を受けての受講だったようです)、真剣に「取りに」いったのです。ヒューマンにお金を払ったからと言って合格が近づいたわけではもちろんなくて、かなりの人数受講してましたが、その中で合格したのはたぶん一桁、5~6人くらいだと思います。いや、自慢ではなく(^^ゞ、つまりそれだけ「受かる」ことに真剣だったのです。実技試験中、「寸法を書き入れて終わりだ」と思った途端、右手が震えだし、どうにも字が書けなくなりました。深呼吸したり、腕を振り上げてみたりしたけど収まらず、でも書かなきゃ受からない!、左手で右手を抑えて震えを抑え、ぼろぼろでしたが、なんとか時間内に寸法の数字を書き入れました。「ダメだ、落ちた…」泣きそうでした、が良く頑張ったと今では思えます。

果たしてその後、インテリアコーディネーターの仕事は2回程お声がかかりましたが、仕事にはなりませんでした。
私はインテリアコーディネーターの仕事がしたくて資格を取ったのではないですから、当然といえば当然です。ですがこの資格を取ったことで、丸まっていた背筋をピンとはることができる気がしました。
パース屋になって20年の歳月が経ちました。名刺にインテリアコーディネーターの資格を書き添えることはやめ、自信を持って「パース屋です」と言えることに、ちょっとだけ背筋が伸び、爽快な気分になりました。
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このバッチ、ついにつけることはなかったけど、きれいなバッチで、とても好きでした。
(あ、特にこのバッチを返送するとかは、ないです。)

最近15の歳から知ってる友人が、超難関の資格試験にパスしたと自身のブログに書いていたのを読み、知りました。その資格は今後彼女が生きていく方向を照らす灯台のようなものになるのじゃないかと感じました。
資格を返上する私と、新たな境地へ資格を持って臨む友人。
きっと彼女は海外へ向かうと思いますが、この先の私たちの人生はどのように展開していくのだろうと、未知の世界にわくわくします。年を重ねることも悪くないなと思う年の瀬であります。

さー、片付け片付け、さっさとしないと~。
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今年も一年間ありがとうございました。
皆様にはどうぞ良いお年をお迎えください。

にぎやかな秋

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先週末午前中、Facebookメッセンジャーを使って
アメリカ在住の大学時代の先輩とやりとりをしてました。
今月半ば、来日して長野に寄ることになってます。
その打ち合わせをかねて。
前回は1年半前、新国立美術館で少しだけでしたが、久しぶりに会えました。
今回はご夫婦揃ってで、一日長野でゆっくり会えます。
それがうれしくて楽しみで、前日少し色を置いた落ち葉のスケッチが
一気ににぎやかな色になりました!。
<F3黒画用紙スケッチブック 不透明水彩絵の具>
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いつも美味しい山のきのこを届けてくれる友人の
今年の初物に入っていたきれいな色の落ち葉。
なめこでしたが、シダの葉(かな?良い香りがする)にのせて
その上に、このきれいな葉っぱがふわりとかかっていました。
きのこはとっても美味しいけど、この照葉の落ち葉も楽しみにしています。
いつもありがとう、いづちゃん。

さあ、楽しい一日を確保するために、タイトスケジュールになりそうな今の仕事
バリぶりっと頑張らないとっ、がんばるぞぉ~。

アイビーの花

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不透明水彩絵の具が気になっています。
娘達の結婚式ウェルカムボードを描くために
かなり久しぶりにガッシュを使ってみたのですが
(大昔、結婚する前はガッシュ使ってパース描いてました)、
思ったように、どんどん塗り重ねられる不透明水彩は、
「自分の性格に合っているんじゃないか」という気持ちがあります。
で、F3の黒画用紙スケッチブックが、使うこともないままでありましたので
そこに、花瓶に挿した花を描いてみました。
描きたかったのはアイビーの花。
観葉植物でなじみのアイビーですが、その花は珍しいようです。
若草色の花火のような形状で、花瓶に挿したらかわいいだろうなと思ったので、
小菊やリンドウや庭の色づいた葉っぱそしてアイビーの葉を取り混ぜました。

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↑アイビーの花
を2階の窓からはじめて見た時、
アイビーの中に別の種子が飛んできて根付いたのだと思いました。
室内では可憐な観葉植物のアイビーは、実はとぉ~~っても逞しく、
10年位前,我が家の庭の片隅にちいさなポットひとつをおろしたら、
さすがに何年も経つとはいえ、
庭を横断して建物の壁面を這い上がり、今では屋根にも進出の勢いです!。

とはいえ、私はそれを願って、そうしていた訳なのですが。
つまり「壁面緑化」です。
我が家を建てた14年前、壁面断熱の大切さをわかっていながら、
イニシャルコストにお金かける余裕がなく、
理想の厚さの断熱材を入れることができませんでした。
西陽が当たる壁面は、黒のガルバリウム。
ここにアイビーが這えば、「壁面緑化」で「断熱として有効」!!

でも、そうそう思うようにはいかないものですねー。
アイビーの繁殖力高過ぎ!というか、もう暴れて制御できない感じ。
つまり、私が長枝ばさみなどで剪定できる高さ以上は、
庭木屋さんなど、専門の方に手入れしてもらわないとならない状態になっています。
その辺が、想定外。
そして屋根に這い「屋上緑化」になった時、何がどうなるかは未踏の地となり、
もうやってみるしかない!と最近は腹をくくりました。
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この件、どなたかアドバイスいただけると大変ありがたいです。

夏の思い出はマリオネット

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手帳の日付は8月23と24日になってますが、実際は8月25日土曜日。
上田市の友人が誘ってくれたコンサートの合間の手帳スケッチです。

ポルトガルギター&マンドリン
マリオネットの音楽を楽しむ会』
~サウダーデのかなたに~
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会場がなんと、「日本キリスト教会 上田教会」。
外観は瓦屋根の日本家屋。
内部も、会場となった礼拝室は板張りで白を基調としてうす青緑色が配色され
椅子と机で、洋風ではありましたが、
天井は格天井で、いわゆる昭和以前の和洋折衷建築、という感じでした。

暑い日で、夕方からのコンサートも日中の暑気がこもり、ますます暑く、
礼拝室いっぱいの人に、古そうなエアコンが一台…。

「耐えられるだろうか…。」
そう思ったのも束の間、演奏が始まるとその素晴らしい演奏に
もうもう夢中になってしまい、あっという間の2時間でした。

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『サウダーデ』とは、
ポルトガル語で「帰り来ぬ懐かしきものへの郷愁」だそうで、
(パンフレットによると)
“世界的にも珍しいポルトガルギターとマンドリンのアコースティックユニット
「マリオネット」

その音楽は、
クラッシックでもポップスでもない「マリオネット」という独自のジャンル
初めて聞くのにどこか懐かしいポルトガルギターの音色、
そして心震わすマンドリンのトレモロの響き。
夏の終わりのひととき、マリオネットの音楽とともに
「サウダーデの彼方に」旅してみませんか?”


帰りには早速CDを購入、
そこからは、そのCDをゆっくり聴きたいが為にドライブしたり、
最近は常に頭の中にマリオネットの曲が流れていて
へったくそな、思いっきり簡略化された、おかしな鼻歌歌っている自分に
びっくりしているわけなのであります。
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娘の婚礼を控えた、過ぎ去った今年の夏は、どうにも忙しく
「夏の思い出」で思い出されるのは、たぶんこのコンサートだけ。
このあとの夕食も友人がとっても美味しいイタリアンの店を予約していてくれて、
最高の日だったのでした。

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