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0625-3
先日、友人の用事に便乗して長野市から車で30分の飯綱高原に行きました。
友人の用事が済むまでの2時間を、私はゆっくりお蕎麦食べたり
スケッチしたりしようともくろんだわけです。
少し遅めの昼を取ろうと5分程戻ったところにあるお蕎麦屋さんまで
友人の車を借りてひとりで行ったところ、
一本道と思いこんでいた帰り路、行けども行けども元の場所に戻れず、
自分はこんなにも方向感覚が悪かったのかと愕然として、
来た道を何度も戻ったり、「まてよ」と逆方向に行ってみたり…。
で、実は本線から脇道に入っていたことにようやく気付いて、
無事戻れたのは30分前。
まあどこを走ってもきれいな景色で良かったっちゃぁ良かったんですけど、
道を人に尋ねようにも地名も知らず、目印になるようなものもないようなところで
「やばいかもぉ~(冷や汗)」でした。

雲が厚く、蒸し暑い日でした。
もう時間がないとわかっていても、スケッチ道具を持ってやってきて、
目の前には素晴らしい風景。
「何としても、線1本でも描いて帰らねば。」と、うなるようにして
目の前のキャベツ畑を鉛筆で描き、
キャベツの色を入れたとこで友人と合流時間になりました。
高原の幹線道路を少し入るだけで
こんなに広いキャベツ畑があるとは知りませんでしたし、
ちょっと八ヶ岳山麓のような風景で、
快晴であれば遠くの山々が見えて、それは雄大な景色なのだとか。

遠くの山は見えませんでしたが、瑞々しいキャベツとよく耕されたふかふかの土、
それをメインに仕上げました。
奥のビニールハウスは何を栽培しているのでしょうか。
ところどころにトラクターが置いたあったり、そんなものも絵に入れたいと思いながら、
実は全然うまくいかなくて何度も絵の具を洗い落しました。
聞かれても無いのに友人には
「あの絵ねぇ、いじり倒してポシャっちゃったのよぉ。」なんて言って。
でもでもあきらめず、
なんとか自分が思ったイメージに近づけましたのでアップすることにしました。
ああ難しい。。。

<コットマンスケッチブック F4>