やっと。
昨年10月から絵日記が更新できませんでした。
徒然とはいえホントにひどいものです。
見に来てくださった方、本当に本当にごめんなさい。
今年のお正月1月2日の夜、母が倒れ意識が戻らないまま翌日に旅立ちました。
86歳の誕生日を2週間前に迎えたばかりでした。
病気のデパートのような父と違い、特に持病があるでもなかったので、
母が父より先に逝くとは努努思わず、私にすれば本当に突然の出来事でした。
母がこの世に居ないということがなかなか受け入れられず、
仕事中以外は母のことばかり考えて、悲しくて寂しくて泣いてばかりいました。
49日が過ぎ、やっと少し気持が落ち着くかなという時、また悲報が入りました。
仕事上の母のような存在の某社社長さんがご病気で亡くなりました。
辰年生まれの60歳とお聞きしました。
その1ヶ月後友人のお母さんの自死。
近年馬齢を重ねている自覚は持ちつつも、
さすがに人生の終焉に思いを馳せないではいられなくなりました。
それでも、長野の遅い春もようやくやってきて、様々なものが芽吹いたり、
もう既にぐんぐん成長していたり、日薬と共に勇気を与えてくれる今日この頃、
スケッチだけはぼちぼちしていたので、
「えいっ、まとめて載せちゃえ~~」という気持に、ようやっとなった次第でアリマス。
ホントにすみません。。。
これは4月21日にスケッチしたものです。
昨年髻山(もとどりやま)トレッキングに行った時道端に生えていた蕗を持ち帰り、
隣家の陰で日当たりのよろしくない猫の額の庭におろしておいたのが
今年元気に出てきてくれ、ふきのとう3・4個摘んでふきみそにして食べました。
蕗はどんなであれ好物です。
ふきのとうを自分ちで採れるなんて私的には「感動!」でした。
「ふきのとうを全部摘んじゃったら蕗はならなくなっちゃうのかしら。?」と
いくつか残しておいたのですが、
少し大きくなったふきのとうの姿が愛らしいのでスケッチしました。
そのまわりにふきのとうより濃い色の葉がいくつも出ていたのですが、
私は本気で「まったく。どくだみっていつもいつも元気だなあ、
しょうがない周りに入れといてあげよう。」と、
それが蕗の葉であることに全く気づかずに描きました。
今はもう大きな葉になってひとめで蕗と分かります。
どくだみはその後すさまじい勢いで出てきました、去年と同じ顔をして。
右の上の葉っぱはたぶん『行者にんにく』。
何年か前、信州新町の道の駅で買ったものです。
まだ摘んで食べたことないのですけど、毎年出てくれるのでうれしいです。
<F2スケッチブック>
コメント