兼六園にて(重文成巽閣-門)

先月11月の半ばに、懇意にしている会社の社員旅行に誘われて
1泊2日で金沢に行きました。
設立20周年とのことでおめでとうございます。
建築パースの関係ではなく設備設計の関係をお手伝いしている会社で、
総勢10名で行きました。
10人くらいだと目が行き届きはぐれたり時間に遅れたりする人もなく
団体行動もスムーズに進みます。
私は「その場所で1本でも描くという事が大事ですね。」という
先輩の言葉が忘れられず、「絶対スケッチするっ!」と決意して
簡単なものだけど道具一式を斜めかけカバンに詰めこんでいたのですが、
団体行動を乱すわけには行かず、スケッチブックを広げられないでいました。
それでもと皆がガイドさんの説明を聞いてる間にささっと描こうとしたら、
ささっと皆移動‥、あわてて後を追いかけて、、で、まいったなと。
金沢の兼六園はあまりにも有名ですが、私は行ったことがなく
初めて訪れたのですが、やはり素晴らしかったです。
ガイドさんの説明を聞きながらですと見過ごすだろうこともよく分かり「ほぉ~」と感動。
がしかし、やはり描きたいと思い、
「まだ大丈夫だろう、振り返れば見える範囲にはいるはずだ‥たぶん」で、振り返ってみたところ、
みごとに見知らぬ広大な庭園にひとりきり。。。“ここはどこ、私は誰、、”の世界。
幸い一緒に行ったしっかり者のよねちゃんに携帯で誘導してもらい、
皆に遅れることなく合流はできました。
やっちまたなぁってカンジでしたね。
で、その後復元した金沢城とひがし茶屋街を見学して
宿に向うバスのなかで皆さんウトウトしているところを確認してパレットを出して色をつけました。
10人のツアーですからバスの中はゆったりでしたので。
しっかしこのスケッチブック、盛岡の文房具屋さんでとりあえず買ったものなのですが、
紙はもちろん普通の画用紙?、よれるはケバだつわでちょっとびっくり。
旅から帰った後は仕事に忙殺されてなかなかアップ出来ませんでしたが
時々筆を入れたりして楽しみました。
やはりその場で1本でも描くのは、魔法のように楽しみを2倍にしてくれますね。
<マルマンスケッチブックF2>
コメント