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3021-1
今月上旬、婿殿が一週間海外出張で、
その間ずっとワンオペ育児はきついと娘が言うので
そしてまた私も仕事が暇な時期でもありまして、
初節句(ひな祭り)も兼ねて3泊4日で行っておりました。
新型コロナの騒ぎの只中でもあり、
外出は近所の小金井公園に散歩のみでしたが、
この公園がすっばらしく良くて、一応持って行ったこの小さいスケッチブックに
一枚スケッチしたのをきっかけに、
ふと娘の住まいの近所を見回すと、大きな欅がそこかしこにたくさん残り
昔々、中学3年生の頃読んだ国木田独歩の『武蔵野』を思い起こしました。
画面右手の欅並木の下を流れているのは「玉川上水」、
たまがわじょうすいと聞くだけでイコール太宰治の私。
その道沿いに洒落た理容院があって、ちょうど梅が満開で、
この雰囲気をスケッチしたいなあと思っていました。
で、娘の計らいで帰る日の午前中1時間だけ
ひとりで散歩がてらスケッチさせてもらいました。
3021-2
この家はちょっと見すごく個性的で、近くに行ってよく見ると
ずいぶん古くて大きなお宅でした。
この斜めにタイルを貼った外壁印象的で、
古いが故モダンな建物に見えました、玉川上水ですし。
「あー、なんかいーなー」と見るたび思って、
さらさらっとすてきなイラストのように仕上がるイメージもあったのに、
結局なんかダサい感じになってしまいました。
とても素敵なお家なんですよ。
西東京市 最寄り駅は武蔵境