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070131
毎年、年賀状にはその年の干支をなんらかのイラストにして
オリジナルを、もちろん作る。
今年もいのしし、それもウリボーを描きたいとは思っていたのだが、
結局半月以上イメージが決まらなかった。
これは仕事ではないし、自分の販促品にする予定もないし、
何でも良いのだからそう悩まずとも、、と自分で自分をたしなめたりなだめたりしながら
結局悶々の日々を過ごしてしまった。っていうか、毎年のことなのだが。
何でも良いというのはやっかいなものだと私は常々思っている。
自分の、何なんだろう、、何かに、とにかくしっくりこないと“何でも良く”はならない。
それで、しっくりするイメージが浮かぶまで神頼みのこころもちでひたすら待ち、
浮かんだら「それっ!」で一気にスケッチしたのが今年のこれ。
でも形にしてみて実に単純な人間だと気づいた。
12月の初旬に上野でダリ展を観たついでに世田谷美術館まで足を延ばし観た
ルソーの『オレンジの森の猿達』のシンメトリーの構図と猿達が持っていたオレンジだ!
森は我が家の居間に置いてるシュロ竹・ポトス・アロエetc、
そして富士山の上に浮かぶいのしし‥という何か意味があるのかもぉ?
というような気分はダリの印象なんでしょう。
お返事に「いのししが食べようとしているものは?」と書いてくださったMホームのY社長、
中途半端に意味不明でごめんなさい!