アーカイブ

2007年07月

「やや萎れた廿日大根」

カテゴリ:
070708
何やら季節的なものか、はたまた年齢的なものか、
腰が痛かったり気力が出なかったりして自分の中ではかなりな“気分の落ち込み”で、
壺か桶か側溝かわからないけど、しっかりお尻がはまってしまって抜け出せないで困っていた。
ずるずると時間ばかり過ぎてゆき、かなり焦った。
5月の中旬か下旬、小さな庭の猫の額ほどの花壇にざざざっと種を蒔いておいたら
充分食べられる廿日大根に成長して何度か収穫した。
まあ1回につき3~5本程度だが。
そのたびにスケッチしようと思うのだが間に合わず食卓にのることになる。
さすがにこれで最後‥、となった時、仕方なく写真に収めた。なので少し萎びてしまった。

どうしても水彩絵の具で描きたいと思った。
最近はパソコンで絵が描けてしまうのでパース屋さんもモデリングとレンダリングソフト
および画像レタッチソフトを使っているのが大半だ。
つまり絵筆やペンを持たせたら魔法のように素晴らしいパースという絵を描いていた、
いわゆる職人技をその手に持っているがパソコンに上手に移行できなかった人は
この業界を去って行ってしまったのだ。
思い起こせば私などはパソコンはパースを描くためのひとつのツール、
だいいち“個性はそんなことで消えやしないのだしぃ”くらいに考えていた。
しかしながら最近のコンピュータソフトのレベルはものすごい。
人間の感性の分野まで上手にやってのける。。。
でも、それはそれとして上手に付き合っていくしかない。
けれど、やはり違うんだな。丸いザルを丸く描けなかったし、
うーんうまく描けなかったけど、何かがふっきれたかな。
まあ、ひとりごと、ひとりごと。

<F4スケッチブック コットマン水彩紙細目>

「信州は丸ナスでしょう」

カテゴリ:
070709
なすといえば丸いものだと思っていた。高校生まで。
で、長細いナスはマイナーなのだと思っていたのだ。
それが真逆と知ったのは大学生になり東京に出てから。
信州といっても南の方にはないと聞いた気がする。
そういえばどの辺まで丸いナスか、なんてことを
ローカルのテレビ番組でやっていたような気がする。

今日は娘の行っている高校が文化祭最終日で、
その準備期間から帰宅時間が遅くなっていたが
当日ともなれば班活の打ち上げだ、クラスの打ち上げだと忙しい。
夕飯はいらないとのたまうので娘の嫌いなナスを調理して食べた。
ああ大満足。実家の兄が作った丸ナスと長なす。
食べ切れなかったがまた萎々しては後悔が残る。
娘の帰宅を待ちながら水彩で描いた。まさに茄子三昧の日。

<F4スケッチブック コットマン水彩紙細目>

このページのトップヘ

見出し画像
×