「御代田町のメルシャン軽井沢美術館にて」
- カテゴリ:
- 水彩画

友人に誘われてこの美術館を訪れたのは6月上旬。
良いお天気の爽やかな日だった。
友人ともども是非訪れたかったのは、インテリアに興味のある方はご存知だと思うが、
19世紀のイギリスの詩人・工芸家、社会思想家である『ウィリアム・モリス』の
壁紙・ファブリック及びステンドグラスの作品展覧会が開催されていたからだ。
車を出すと言う私に友人は
「電車で行きましょう、その方が楽しいわよ!」と言う。
なぜか、、、それはここではワインやウィスキーの試飲が出来るのだ。
そういうことであればもちろん絶対電車で行きますよ~。
各駅停車で1時間ちょっと、だったかな?。
久しぶりに会う友人と車中でのんびり日常を離れてお喋りを楽しんだ。
何度か訪れたことがある友人が「スケッチも出来るから」と言うので、
ちいさなスケッチブックと簡単なスケッチ道具一式も持って行く。るんる~ん。
美術館だけでなくレストランやカフェ、
ウィスキー蒸留所やメルシャン製品を販売するメルシャンプラザなど、
広い敷地は美しい庭と建物、浅間山も眺めることができる眺望と、どこを見ても絵になりそうだ。
目移りしながらスケッチに選んだ場所は偶然にもパンフレットに大きく載っていて、
後でちょっとビックリした。
蔦が元気良く建物の外壁をおおっている。
よく見ると白樺やヤマボウシの木々も良く育っていて幹が太い。で、微妙に煤けている。
これはウィスキーの貯蔵庫が併設されている影響なのだそうだ。
メルシャンと聞くとワインと浮かぶ。ウィスキーって?と聞くと、
子供の頃耳馴染んでいたオーシャンウィスキーの蒸留所だったのを合併したのだそうだ。
知らなかった。小学生の頃、
大塚クンという男の子が「おーしゃん(オーシャン)」と呼ばれていたっけ。
今はもうオーシャンウィスキーの名前はないのだそうだ。
特にウィスキーに興味はないのだけど、そうだったのかぁ。
<F0スケッチブック>