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2008年06月

「御代田町のメルシャン軽井沢美術館にて」

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0629

友人に誘われてこの美術館を訪れたのは6月上旬。
良いお天気の爽やかな日だった。
友人ともども是非訪れたかったのは、インテリアに興味のある方はご存知だと思うが、
19世紀のイギリスの詩人・工芸家、社会思想家である『ウィリアム・モリス』の
壁紙・ファブリック及びステンドグラスの作品展覧会が開催されていたからだ。
車を出すと言う私に友人は
「電車で行きましょう、その方が楽しいわよ!」と言う。
なぜか、、、それはここではワインやウィスキーの試飲が出来るのだ。
そういうことであればもちろん絶対電車で行きますよ~。
各駅停車で1時間ちょっと、だったかな?。
久しぶりに会う友人と車中でのんびり日常を離れてお喋りを楽しんだ。
何度か訪れたことがある友人が「スケッチも出来るから」と言うので、
ちいさなスケッチブックと簡単なスケッチ道具一式も持って行く。るんる~ん。

美術館だけでなくレストランやカフェ、
ウィスキー蒸留所やメルシャン製品を販売するメルシャンプラザなど、
広い敷地は美しい庭と建物、浅間山も眺めることができる眺望と、どこを見ても絵になりそうだ。
目移りしながらスケッチに選んだ場所は偶然にもパンフレットに大きく載っていて、
後でちょっとビックリした。
蔦が元気良く建物の外壁をおおっている。
よく見ると白樺やヤマボウシの木々も良く育っていて幹が太い。で、微妙に煤けている。
これはウィスキーの貯蔵庫が併設されている影響なのだそうだ。
メルシャンと聞くとワインと浮かぶ。ウィスキーって?と聞くと、
子供の頃耳馴染んでいたオーシャンウィスキーの蒸留所だったのを合併したのだそうだ。
知らなかった。小学生の頃、
大塚クンという男の子が「おーしゃん(オーシャン)」と呼ばれていたっけ。
今はもうオーシャンウィスキーの名前はないのだそうだ。
特にウィスキーに興味はないのだけど、そうだったのかぁ。

<F0スケッチブック>

記事タイトル「SAH会の3人の“Y”氏」

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0624

プロフィールにもあるが、1998年から2006年6月まで
「信州の快適な住まいを考える会(通称SAH会)」の事務局をお手伝いしていた。
年に1回、同じような住宅の研究会である
北海道の「北方圏住宅研究会」、東北の「すまいと環境 東北フォーラム」、
北陸の「北陸の快適な住まいを考える会」の4会が会場持ち回りで合同研究会を開く。
今年はSAH会が担当でちょうど1ヶ月前の5月23日・24日に長野市で行われた。
私は今は何もお手伝いしていないのだが、
今年は会も20期を迎え、記念すべき年の合同研究会でもあり、
山下会長は全員参加で盛り上げたいと願っていらしたのだと思う。
私にも“他会のメンバーの顔がわかる”からと
「受付を手伝ってくれませんか?」とお電話を下さった。
二つ返事でお引き受けした。

「北村、楽して太ったんじゃないか~?」とか、ひとしきりいじられながらも、
会のメンバーと話すのは楽しい。
他会の方々と久しぶりにお会いできたのもうれしかった。
何より、20周年の記念イベントには感動した。
20年前にこの会を立ち上げたのは奇しくも同じ頭文字の3人のY氏。
お歳はというと山下先生は60代、工務店社長の山田さん、もと商社マンの矢澤さんは共に70代。
どの会も会の活動の失速感を嘆くなか、
SAH会はパワーあふれ若い方もぐんぐん育っているように見えるが、
そこを支える大きな大地のような知恵袋のお3人だ。
20年前種を蒔いて下さったから20年後の今がある。
それこそ、20年前の3人のY氏にお礼を言うべきでしょう。

ここに載せたものは、ろくなお手伝いをすることもなく出席させていただいたお礼に、
今休止状態になっている会のホームページに
このストーリーをアプレットで載せたらどうかと思いつき、そのために作ったもの。
似顔絵を描く自信がなかったので
手元に残っていた皆さんの少し以前の写真をPhotoshopで加工した。
だいたい山下先生はいつもうつむき加減にお話になるので
そんな写真しか残ってなくて困ったが、
深く思索をめぐらす先生の雰囲気に合ってるかな?と、思う。
ちなみに、このアプレットをアップできるのは会のHP担当専任者が決まってからになるので、
まだ少し先になるモヨウ。

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