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2010年01月

澤目獅子踊り(獅子)

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澤目(さわめ)獅子踊りというのは岩手県で300年の歴史有る伝統舞踊で、
娘が大学のサークル活動で取り組んでいます。
昨年このサークルの発表会を観た時撮った写真を見ながら描いてみました。
獅子踊りは獅子だけでなく太鼓・笛・唐団扇・ささら・扇で輪になって踊ります。
(ちなみに娘は笛です)
まずは獅子を描いてみました。
このデッサンを元にまた笛や太鼓のスケッチに展開していきたいと思ってます。

屋外携帯用に丁度いいかなと衝動買いしたスケッチブックに、
試し描きのつもりで描き出したのですが、
はたして鉛筆の可能性って?とかぼんやり考えていたら、
ついついデッサンになってしまいました。
どうせなら大きい紙に描けば良かったです。
<F2スケッチブック HB鉛筆>

公開トークセッション

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昨日22日の午後5時から善光寺大本願にて行われた公開トークセッション。
友人の設計士さんに誘われて行きました。
デザイナーのナガオカケンメイさんと建築家のみかんぐみ竹内昌義さんが
「長野・門前暮らしのすすめ」プロジェクトの企画で長野市を歩き
その印象を語るところから始まりました。
恥ずかしながらこのお二方のこととか、
この企画とかに強い興味があって聴きたいと思ったのではなく、
漠然と最近の門前町の動向を知りたかったことと
「大本願で座ってお話を聞く」ってことが「なんか楽しそう!」に思ったのです。
甚だ単純でアリマス。
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とても魅力的なお二人の話は、私も好きな善光寺の門前の古い建物や
そこでの暮らしへの提案として
、ご自身らが全国いろいろな場所で試みられている仕事や活動にからめて
語り合うといったものでしたでしょうか。
私としてはデザインの必要性を再認識できてなんだか勇気が出てきました。
だからというわけではなく、ましてや手持ち無沙汰だったわけでは絶対なく、
ただ大本願の大広間でなんていうんですか?金色の仏具が飾られた祭壇?の前に
お二人が机と椅子に座らされ
(講演後振り返られて深々頭を下げ合掌してらっしゃいました‥)、
その前に座布団をだーっと敷き詰め人々が座って聴くっていう風景を切り取ってみたかったので。
帰ってからマーカーで少し色をつけました。
で、お二人にはまったく似てません、印象ってことで。

<F0スケッチブック 鉛筆とマーカー>

赤煉瓦の建物をスケッチ

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100118
昨年行った盛岡で、
女子美の大先輩である深沢紅子さんの『野の花美術館』に行く目的でぶらぶら歩いていた時、
そのレトロな雰囲気でいやがおうにも目に入った建物ですが、
それもそのはず明治44年竣工、国指定有形文化財の岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館です。
ここに書くために一応正式な名前を調べておこうとネットで調べて初めて知りましたが、
東京駅丸の内口の赤レンガ駅舎で有名な建築家さんの設計だそうで、
その方が設計した建築としては東北地方に残る唯一の作品だそうです。
そんなことは全く知らずに「中津川べりに腰をおろしてゆっくりスケッチしたいポイントだよね~」と、
雨の中未練がましくも写真に納めてきたわけですが、
その写真を見ながら軽い気持ちでスケッチブックをひろげた日曜日、
結構むずかしくてバランスとるのに精一杯でした。今回を元にまた着彩で描くつもりです。

てっきり、旧館として残してあるだけで中は見学はできないんだろうなと思ったら、
何やらギャラリーで展覧会開催中とか書いてあるではありませんか。
中に入って更に更にびっくり。ここは今まだ現役で銀行業務をしているのです。
お客さんも普通に窓口で順番を待っています。
その奥の細長いスペースをギャラリーにして
丁度この建物を描いた古今東西の絵を集めて展示していました。
この地の人に愛着をもたれてきたのが伝わりました。
何も知らずにふらっと入った旅人の私は
その時河北新聞の若い記者さんにインタビューを受けましたが、
きっととんちんかんなことを答えていたでしょうね。

<COTMANスケッチブック F4>

中尊寺の能舞台

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100111
昨年11月中旬、娘の様子を見に盛岡に出掛けまして、
せっかくなのでふたりで1日かけて平泉を歩いてきました。
生憎の雨模様でなかなか晴れてはくれませんでしたが
昼頃はすこし雨がやみ、ちょうどお昼に良さそうなレストランがあったので入ろうとしたら
その手前にこの舞台があり、昼食をしながら娘と午後の計画をたて、
「ではこのレストランを出たら母は15分間あの舞台をスケッチする!」と宣言しました。
娘も快諾したのですが、15分やそこらで描ける様な建物じゃないです日本の伝統建築は!。
描き出した時はすでに遅し、観光客はわざわざのぞきに来るし、
娘からはまだかまだかの催促、
あげく「日々の鍛錬がたりないからササッと描けないのだ!」と気合まで入れられ、、さんざんでした。
昨年末「描いとくものはさっさと描いてしまいましょう」と言っていたのは実はこれ。
スケッチブックの中に白紙に近い描きかけのページがあるのは気になって仕方ないけど‥、
それはどう見てもあきらかにプロポーションが崩れているし、
なかなか再び手をつける気にならないでいたのですが、
なんとかその時撮った写真を見ながら下図を修正して、年をまたいでようやく完成させました。
この舞台は奥が直角ではなくて120度位開いた構造になっていて
描くのがややこしかったですが、つまりそのぉ~、
スケッチが間違っているわけではないので、、、念のため。

<COTMANスケッチブック F4>

ハタチ

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100105
娘は今年成人式を迎えます。
今は盛岡で学生をしてますので、こちら地域の式典がある1月10日は帰って来れません。
ので5日に晴れ着を着、写真を撮って、その後親戚に挨拶にまわりました。
一通り済んで、あとは私の姉が仕事帰りに寄るのを待つだけとなり、
所在無く椅子に腰掛けてテレビを見ていたところを大急ぎで描いたクロッキー、10分です。
手に持っているのはテレビのリモコン、ぼーっとテレビを見ているカンジが出てませんか?。

「おばさんは何時に来るのか」「着物のままでないとだめなのか」
さすがに朝から長い時間、着慣れない着物を着ていて疲れてもきたのでしょう、
ブーブー言うのをまあまあとなだめつつ、
そういえば七五三の時もこんなことあったな、
“‥あの時は着物がもうグダグダで、グレグレのグレムリンだったわ‥”とか思い出しつつ、
描き出したと思ったら姉が我が家に到着しました。
本人に似てるもなにも、それに着物ってむづかしい!
着物や帯の柄を入れる間もなく中途半端ですが、
娘に見せたら「7割がた細く描いてあるから良し」と許可をもらえました。ほっ。

<COTMANスケッチブック F4>

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