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100607
最近は夜テレビを見ていてもすぐあきてしまうので、
テレビを見ながらテーブルの上にお気に入りのものを置いて
色鉛筆で描いてみました。
仕事で水彩を使うので、この色鉛筆の手軽で気軽な使い勝手は気分転換になりました。

さてさて、タイトルにしたこの『魔法のスプーン』ですが、
先輩が「愛用してね」と送って下さったものです。
先輩の旦那様は木工芸作家の山本祥二郎さんで、上越市に住んでおられます。
箱の中に同梱されていた添え書きによると、
“糸魚川御前山の梨を糸鋸・小刀・鉋・丸ノミで形を整え、サンドペーパーで砥ぎ、
生漆を塗り耐水ペーパーで砥ぎ出す作業を3回程繰り返し、
その後生漆を4~5回塗って製作”されるのだそうです。
本当に手にした感じがとってもなめらかで軽くて柔らかくて何とも言えません。
毎朝食べるヨーグルトはこのスプーンでないと始まらなくなってしまいました。
3月に上越のご自宅に伺った時工房を拝見して、
その膨大な作業量に驚きました。
けれどそのひとつひとつを「とても楽しそうにやっている」と奥様は言っています。
で、いつもポジティブで、思いついたら速攻行動に移す特技を持つ奥様が
とても素敵なネーミングをしてパッケージも考え、
そこにはかわいい祥二郎さんの似顔絵が奥様の手で描かれていました。
この拭き漆の木のスプーンで食べたらどんなに良いかしらと、
食事用のスプーンをオーダーしたら快く引き受けて下さいました。
出来上がってくるのが楽しみです。
で、その他の小物は娘がプレゼントしてくれた東南アジア系の雑貨店で買ったらしいもの達。
バリ島かどこかの木の器とインド製のレースのコースターです。
<F2スケッチブック >