アーカイブ

2010年12月

和倉の浦

カテゴリ:
101220

しつこくも先月の金沢旅行から。
先月は実は娘のいる盛岡にも行ったので、
その絵はいつ描くのだとうるさく催促されるのですが、
盛岡では1本の線も描けなかったのですねー、なんのかんの大忙しの行程で。
道具一式は持っていたのですけどね。
で、これは金沢旅行2日目の朝、泊まった和倉温泉のホテルから見た七尾西湾です。
帰ってから地図を調べてこの内海の名前を知りました。
右端に小さく描いたのは能登島大橋。
ちゃんと知っていればそれなりに構図を考えたのかも知れないけど
、とにかく目の前に広がる景色におもわずスケッチブックをひろげたのでありました。
だいたい床が変わると眠れない性質で、薄暗い頃から大浴場で目の前に暗い海を見ていました。
だんだん少しずつ海が明るく見え出すとすでに漁をしている船が何艘かいるのがわかりました。
ピンク色の朝もやがかかってぼんやり対岸が見えて、清清しくも幻想的で美しい景色でした。
部屋に帰ると同室の方々も起きて身支度をしていたので、
朝食前のわずかな時間にオーシャンビューの部屋で鉛筆スケッチしました。
それをようやく先週末携帯カメラのメモを見ながら色付けしたものでアリマス。
このスケッチブックは水を含ませるのはどうも不向きのようですね。
紙がよれて波打ってしまいました。
101221

そして朝食の後皆さんお買い物などしてる間にホテルのロビーの丸天井をスケッチしました。
スケッチというよりパース屋のメモですね。
ついでにマーカーで色を着けました。マーカーののりは良かったです。
<マルマンスケッチブックF2>

兼六園の思い出

カテゴリ:
101212
前回書いた先月の旅で、
皆がガイドさんの説明を聞いているところを、そーっと5歩位下がってスケッチしたものです。
昨日水彩で色をつけてみました。
サインペンで大急ぎで、それこそカップラーメンができるかどうかくらいの時間でスケッチしたもので、
なぐり描きもハナハダシクって笑っちゃうようなペン描きでしたけど、
やはりその場で描いたので見返す度その時の風景がよみがえってきて、
携帯カメラの写真すら撮りそこねましたが、
スケッチブックを開くたびにイメージで色を着けられる気がしていました。
総勢10名、その時描けたのは半分の5人だけ。
“コレは誰それさんです”なんて怖くて言えないデフォルメさですが、
私的には誰を描いたかはわかっていて、ペン描きの時はひどかったけど、
色を着けたら何となーくそれぞれのカンジが出たような気がして
ニヤニヤしつつ描きました。
素晴らしい天候に恵まれおいしいものもたくさんいただいて
楽しい旅でした‥と思い出しつつ反芻の水彩スケッチです。
 <マルマンスケッチブックF2>

兼六園にて(重文成巽閣-門)

カテゴリ:
101205
先月11月の半ばに、懇意にしている会社の社員旅行に誘われて
1泊2日で金沢に行きました。
設立20周年とのことでおめでとうございます。
建築パースの関係ではなく設備設計の関係をお手伝いしている会社で、
総勢10名で行きました。
10人くらいだと目が行き届きはぐれたり時間に遅れたりする人もなく
団体行動もスムーズに進みます。

私は「その場所で1本でも描くという事が大事ですね。」という
先輩の言葉が忘れられず、「絶対スケッチするっ!」と決意して
簡単なものだけど道具一式を斜めかけカバンに詰めこんでいたのですが、
団体行動を乱すわけには行かず、スケッチブックを広げられないでいました。
それでもと皆がガイドさんの説明を聞いてる間にささっと描こうとしたら、
ささっと皆移動‥、あわてて後を追いかけて、、で、まいったなと。
金沢の兼六園はあまりにも有名ですが、私は行ったことがなく
初めて訪れたのですが、やはり素晴らしかったです。
ガイドさんの説明を聞きながらですと見過ごすだろうこともよく分かり「ほぉ~」と感動。
がしかし、やはり描きたいと思い、
「まだ大丈夫だろう、振り返れば見える範囲にはいるはずだ‥たぶん」で、振り返ってみたところ、
みごとに見知らぬ広大な庭園にひとりきり。。。“ここはどこ、私は誰、、”の世界。
幸い一緒に行ったしっかり者のよねちゃんに携帯で誘導してもらい、
皆に遅れることなく合流はできました。
やっちまたなぁってカンジでしたね。
で、その後復元した金沢城とひがし茶屋街を見学して
宿に向うバスのなかで皆さんウトウトしているところを確認してパレットを出して色をつけました。
10人のツアーですからバスの中はゆったりでしたので。
しっかしこのスケッチブック、盛岡の文房具屋さんでとりあえず買ったものなのですが、
紙はもちろん普通の画用紙?、よれるはケバだつわでちょっとびっくり。
旅から帰った後は仕事に忙殺されてなかなかアップ出来ませんでしたが
時々筆を入れたりして楽しみました。
やはりその場で1本でも描くのは、魔法のように楽しみを2倍にしてくれますね。
<マルマンスケッチブックF2>

このページのトップヘ

見出し画像
×