だ、誰?
3月の小旅行は、娘が大学の長い春休みをどう充実させるか
練りに練った(短い)帰省期間の濃密スケジュールのひとつだと私は思っています。
前日のお彼岸は叔父達とお墓参りをし、
その前3日間ノブユキ(犬)がかかっている動物病院にお願いして実習に行き、
旅行から帰るとノブユキをトリミングに連れて行き、
翌日父方の祖母の家でおばあちゃん孝行をして、
その翌日には盛岡に帰りました。
旅行のスケジュールも今回おかしくて、
近場を選んだせいもありますが、ほとんど各駅停車での移動でした。
ですがそのおかげでゆっくり車窓からの富士山を眺めることもできました。
穏やかで良く晴れた日でした。
母の遺影を持っていきましたので、母と一緒に眺めることができた気がしました。
ゆったりと各駅停車の電車にゆられ、
手持ち無沙汰ぎみに娘をスケッチすることにしました。
考えてみれば、娘をゆっくり目の前で描くということがなかったです。
電車の中でゆれるので鉛筆の線がうねうねします。
それもおもしろいかなと気にせず描いていたら、娘がのぞきこみ
「きれいに描いて!。」と重いお言葉。
「えーー(無理)!!」そういう割にコッチ見てと言っても言われた方は見ないし、
変顔ばかりするし‥。
しかたないので本人見ずに描き進め、出来上がってみるとふたりして思わず「‥‥誰」。
娘がつけているペンダントは母の形見。
ずっとつけてくれていました。良く似合ってたな。
<F2スケッチブック>