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上越市の先輩を久しぶりに訪ねました。
ご主人はこの日はたまたまご不在でしたが、木工芸作家さんで、
ご自宅に伺うと、おふたりのスケッチがあふれ、
「遊んでいるの」と、くすくす笑いながら見せてくれた
木片に描いた笹舟とか、自作の絵本とか、
見ていると楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
今回は近くの金谷山という、スキー発祥の地でスケッチしようと
計画していてくれました。
それぞれ絵を描くのに選んだ場所は逆方向でしたが、
1時間くらいと決めて描きました。
先輩は緑の中に建つ白い洋館の資料館を
手前の昭和っぽいカフェを入れてステキなスケッチに仕上げました。
私はひと目でこの堂々とした像にひかれて迷わず決めましたが、
下から見上げる銅像のプロポーションが全くうまく把握できず、
鉛筆で描きながら「‥あれ?、‥あれ?、、あれれぇ~」。
なんだか映画「紅の豚」の主人公のようなありさまですが、
実物はがっしりした体形ながらも、しなやかでのびやかで‥、
何と言うかとにかくシュッとしてカッコいいんです。
作者は新潟大学の教育学部美術科彫塑の先生をしてらした方だそうで、
同じく美術科を出た先輩は
「像が高い位置になるので、見上げた時通常のプロポーションで造ると頭が小さくなって
貧相に見えることから、実際のプロポーションより頭を大きく造ってあると聞いたことがある。」
と、説明してくれました。
「だいたい人が造ったものをスケッチするのは大変よぉ」と言いながらも、
「紅の豚」には間違いなく同意して、笑ってくれました。
‥まっね。

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そしてこの写真は、スプーンはご主人の山本祥二郎さんの魔法のスプーンですが
(大きい方は特別にオーダーしました)、
今回、この箸置ならぬ「スプーン置」を、お土産にいただきました。
とってもステキ、美しいです!。
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そしてそうこうしていて、私がまだ絵日記にスケッチをアップするにいたらないでいる間に、
ポストには先輩からの絵葉書が。
この日描いたスケッチをハガキにコピーして、裏には筆字で心温まるお便りが書かれています。
まったく‥、私はホントに何をやってるんでしょ。。。(お喋りだけは早口)。。


<F3スケッチブック(コットマン細目←使ったことなくて焦りました~)