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2012年08月

娘の帰省①

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0915
高温多湿の長い夏、そしていつまでも続く残暑。
お盆を過ぎると朝夕がしのぎやすくなり、
虫の声がしだいに大きくなるにつれ、秋はしとやかにしずしず訪れていた、、、
のは、既に昔話になるのでしょうか。
「あぢーあぢー」と言っていたのが一気に「サブッ」です。
秋はこんなにぶしつけなヤツではなかった筈なんですけど‥。

さてさて、夏休み中の大学生の娘ですが、研究室の用事があって
8月中は母の新盆に2泊3日でとんぼ帰りをしましたが、
9月になってやっと2週間ほど帰省しました。
関連施設へ実習に行くとか講習会に行くとか予定を立てて帰って来てますから、
家でごろごろということはないので邪魔にはなりませんが、
逆にこの母はこの機会に少しでも一緒にいたい渇望があり、
どこにいくにも「送ってってあげる!」で、
何と言われようがかまったこっちゃない、犬と一緒についてまわりました。
(お笑いになって~~)

このスケッチは9月15日の土曜日、
上田市まで行った娘の用事が済む時間に合流して、
今は亡き愛犬シロを連れてよく遊びに行っていた真田町に行った時のものです。
まだ見学したことのなかった真田屋敷跡を散策して真田氏歴史館を見ることにしました。
とは言えノブユキ(犬)がいるので、娘が歴史館を見ている間、
私はスケッチして待つことにしたのですが、
人の出入りも多い表口はあきらめ、裏手北側の駐車場に回りました。
ちなみにこの歴史館横の休憩所『真田庵』で、私はお昼がまだだったので、
ここの名前は忘れましたが「ほうとう」のようなうどんとおはぎのセットを
、娘はおはぎをいただきました。とてもおいしかったです。
食事をしている間ノブユキは駐車場の木陰に置いた車の中でおとなしく待っていました。
そしてわずかな時間でしたが、
私が駐車場で歴史館の一部をスケッチしている間も、
近くの木立にリードをつないでおいたのですが、落ち着いて座っていてくれました。
そしてこのスケッチですが、簡単にちいさなスケッチブックに描いたにも関わらず、
その後の色付けがコテコテになってしまい、どうしたものかと思って娘に見せたら
「暗いけどいいんじゃない?、あの場所はこんな感じだったよ、雰囲気でてるよ。」と
背中を押してくれたので何とか着地できました。
本当は「ムクゲがきれいだなぁ」と、そこを描くつもりだったのですけど‥。


<F0スケッチブック>

白馬村青鬼集落

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0812
世間はお盆休みの真っ最中ですね。
私はカレンダー通りに仕事です。
母の新盆は11日に済み、その日に合わせて2泊3日で
本人曰く『弾丸帰省』した娘もすでに帰り、親戚の新盆のお参りも済むと、
仕事しかないような普通の日々です。
ずっと、お盆はご先祖様を供養しながら、帰省して来る親戚と語らい、
家族で過すものと思っていました。
非日常の、仏さまと過すおごそかな空気を感じていました。
年々その気配が薄くなっても、それでも母が居てくれたので
かろうじてその体裁は残っていました。
ずっとそうして過すものだと思っていましたが、
これからは今年のように過すのが当たり前になるのでしょう。

さてではこのスケッチですが、
昨年秋に鉛筆で下書きしてあったものを最近着彩したものです。
高校時代からの友人が帰省して、一日フリーなのでどこかに行きたいと言うので
以前から行ってみたいと思っていた白馬の青鬼(あおに)に行きまして、
その日はスケッチしようと思ってなかったので、
描きたいと思うところをデジイチと自分の目にしっかり焼き付けました。
で、私にしてはめずらしくすぐに鉛筆下図を3枚描きました、
そして、、、そのままになっていました。
ここはたまたま、営業で訪れた知人が、
「北村さんが絵を描きたいって思うようなところだったよ。」と教えてくれたのですが、
青鬼はスケッチ愛好家の人気ポイントのようですね。最近知りました。
いろいろな大きさの紙に下図を描いたのですが、
そのうちの一番小さなスケッチブックに描いたものです。
実は個人の方にたのまれた水彩画が仕上がり、
絵皿に残った絵の具がもったいないので、
それを使って色付けしちゃおうと考えたのでアリマス。
ありあわせの絵の具で手抜きをしたので、
メリハリもなく奥行きも出ず季節感も感じられないですね。
自分でダメだしです。
この場所は私にとってはスケッチポイントというより、何というか気持が落ち着くというか、
自然に畏敬の念を抱きつつ暮らしている風景はとてもなつかしく感じました。
古いものを残すことについては個々人の考えや思いがあり、
何が正しいということはないのでとてもデリケートな議論になりますね。
私はこの先もう一度造ろうと思っても造れないものは壊すべきでないと思っています。
ですが、役に立たない古いものはさっさと壊して更地にして、
機能的で、便利で、役に立つようなものにした方がいいと、
それが正しい考えであると疑わない人もいます。
それは違うと責めることはできないです。
やはり茅葺は手間がかかるからでしょう、屋根は鉄板被覆されていますが、
それでもこの風景を残してくれてありがたいと思いました。


<F2スケッチブック>

ハイビスカス

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0728
初めて買ったハイビスカスが、先々週初めて花を咲かせて、
思わずスケッチしたものです。
7月23日となっているのでその前日の日曜日に描いたのだと思います。
で絵日記にアップしようとスキャンして画像を準備したのが7月28日
(画像データの日付が語っています‥)で、で、ようやく今日アップします。
このホームページはメモ帳でちまちま作っていまして、
徒然絵日記はブログにするとか、他の素晴らしいソフトを買うとか、
いろいろ道はあるのでしょうが、どうもそちらに移行する気にならなくて、
いつもこうして手間のかかることやってます。
そのうち「アナログ的」と言われるんでしょうか( ̄ー ̄)ニヤッ。
Face Bookも登録はしましたが、
なかなかその中に入っていけないモジモジさんです。
そして好みとして派手な色合いのものは苦手ですが、
このハイビスカスの葉の深くてきれいなモスグリーンに惹かれて、
真夏に元気がもらえそうで、玄関に小さなグリーンと寄せ植えにして置いてみたのですが、
朝玄関を開けた時一輪ぱっと咲いていると、
何だかそれだけでうれしくなりますね。

スケッチなどしてる場合かという日でしたが、
それこそ一期一会、今日しか咲かないかもしれないと大急ぎで玄関で描きました。

<F3スケッチブック-コットマン細目>

LIVEな夜

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0721-2
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先月21日土曜日の夜、知り合いが出演するというので
長野市内のライブハウスに演奏を聴きに行きました。
『POCO A POCO』というライブで、
10組程のアマチュアが1組3曲程度演奏して歌うという感じでした。
知り合いとは仕事仲間のIZUちゃん。
設備図面をお手伝いしている関係の仲間です。
私のようなパース屋はたいてい一人で孤独に仕事していますが、
そんな私を暑気払いだ忘年会だなんだかんだとひっぱりだしてくれ、
社員旅行にまで連れて行ってくれた鎌田社長。
残念ながら今年2月に他界されましたが、私の恩人です。
今年1月の母の葬儀には鎌田さんの会社関係の仲間が皆でお焼香に来てくれました。
私はどれだけ励まされたか分かりません。
本当に心強くありがたく、胸が熱くなりました。
鎌田さんは病院で闘病中でしたが母のために大きな花輪を出して下さいました。
私はひとこと仲間のYONEちゃんに母が亡くなったことを伝えただけだったのに。
本当に驚き、感謝の気持でいっぱいになりました。
そんな鎌田さんが大切に大切にし、そして残してくれた仲間。
システムが変更になって連日大変な思いをしている女性達を誘って
皆でライブを楽しみました。
IZUちゃんのギターは上手だったな。
若い子のリクエストに応えて『なごり雪』などを3曲。
とてもよかったです。
でもごめーーん、「ライブ見ながらスケッチすればいいじゃん」と
スケッチを勧めてくれた肝心のIZUちゃんのスケッチは、
ドラえもんののび太になってしまった!。
「修正してよ~」と言われたけど、ま、またね。
女性のボーカルのグループとサングラスがカッコイイ男性を
太い鉛筆の芯だけみたいなペンで描きました。
あとは、目の前にいた観客の女性をどうしても描きたくなって。


<F3スケッチブック(コットマン細目)>

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