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このスケッチブック(コットマン細目)ですが、
なかなか紙に馴染めませんでした。
絵の具が紙にすっと吸い込まれるカンジがなくて、
水彩は絵の具が乾かないうちに他の色をのせると、アルシュなどの良い紙はもちろん、
普通の画用紙なんかでもわりかし良い感じで、にじんだりぼかしたりが出来て、
それがおもしろかったりするんですが、
この紙は吸収が遅いので思ったように行かないばかりか、
焦って拭き取ろうとすると下の色までごっそり消えてしまう‥みたいな連続で、
どうやったら思ったように色がつけられるかなぁとため息ついてました。

今回、とにかく絵の具はあまり水っぽくせず、
たっぷり筆に含ませて一気に色を置いたら乾くまでそこはさわらないようにして‥と、
やってみました。
乾くまでほっておくと、結構きれいに発色してくれました。
そんな瞬間は、紙と対話して個性を探りながらつきあいながら描くのも
おもしろいなぁと思ったりして。

で、何を描いたかというと、娘の帰省土産、
岩手の地ビールと沖縄旅行土産の塩醤油と雪塩です。
クラスに沖縄出身の仲の良いお友達がいて、
鳥取出身のお友達と3人で石垣島など楽しんだようです。
(ちなみに春休みには鳥取のお友達のところに遊びに行きました。)
4年生の夏が過ぎると配属研究室も決まり、かなり忙しくなるようで、
今行っとかないと、ということらしいです。
こういった旅行は全部本人がアルバイトなどでやりくりしてますから
私は関知しませんが、お土産リクエストだけは煩いほどします!。
今回は紅型染めの風呂敷90cm×90cmを頼んだのですが、
柄や大きさ予算も大幅に合わず、
挙句ミンサー織のテーブルセンターになりました。
これはこれでとても気に入ってるので、またどこかで描くと思います。
雪塩は以前姪がお土産で買ってきてくれて、
それがおいしかったので頼んでおいたのですが、
この「塩醤油」ははじめて知りました。
娘が旅行中食べて、「ママが好きそうな味だったから」と買ったそうです。
私が好きな味(どんな味~)って?、そっちに興味が行きました。
タイのナンプラーとか石川県のいしるとか、
魚醤系は好きなのでそれを期待したのですが、
だしの効いた甘みのある色の薄い醤油、といった感じでした。
でもまずまずおいしかった、冷ややっこに合いました。
あとは地ビールですが、
形と色がおもしろいのでスケッチしたいとは思ったのですけど、
私は日本酒党なので、なかなか飲むに至りません。
スケッチしてる時もノブユキ(犬)の方が興味深々で、瓶をぺろぺろなめてました。



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