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2013年08月

高田城址公園の蓮

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0829-2
8月1日に不具合のあったパソコンモニターですが、
結局20日後成仏しました。
で、8月も終わりですね。
この夏の思い出、ではないですが、
7月末にスケッチした絵がようやく最近完成したので載せてみます。
年上の友人夫妻が、上越市の画廊で高田城址公園のお堀の蓮祭りに合わせて
『お堀のはす展』を開いていたので、展覧会を観ることと、
自分も蓮をスケッチすることを目的に7月の26日、ひとりで車で出掛けました。
展覧会はとても盛況で、たくさんの人が入れ替わり観に来ていました。
友人の、蓮を描いた水墨画は、
夫君である木工芸作家の山本祥二郎さん作の木の額装がしてあり、
それがすごく合っていて、とても素晴らしい作品になっていました。
祥二郎さんは蓮の花をイメージした木工芸作品(皿など)と、
そのフォルムを見つけ出すためにも描かれたであろう
お堀の蓮の水彩画をたくさん展示されていました。
0829-1

お昼には友人と上越のおいしい魚を食べ、その後展覧会を後にし、
高田城址公園へ向かいました。
とにかく見渡す限りの蓮なので、すぐ適当な場所に車止め、
ベンチに座って鉛筆でスケッチ始めました。
蓮の花は盛りを過ぎたようで散りつつあるという感じでした。
ので、きれいにまあるく整った形で咲いているのはほとんどなく、
が、それよりもやはり茫然としたのは、
「この蓮蓮蓮、どー描きゃいいのぉ?…」、です。
先程観た友人夫妻の絵。
「…どーやったらあんな風になるのぉ?…」。
しかたないので一本の蕾を目印にしてそこから一枚一枚葉の形をスケッチすることにしました。
(下のF4スケッチブック)
なから画面が埋まったところで根気が続かなくなり、
「も~たまらん」とSMサイズ(葉書よりふたまわり位大きい)のスケッチブックに
印象をジャーっと描いてジャーっと色付けて、そこで「よし、終了。」と自分で言って、
さっさと片付けて帰途につきました。
暑かったし、1時間ちょっとくらいでしたかね。
小さい方はその後ぼちぼち陰の濃い色入れたりしましたが、
あまり手を入れず完成にしました。
大きい方はそうは行かず、きちんと描こうと思って細い茎をめずらしくマスキングしたら、
スケッチブックなので剥がす時紙がはがれたりして、
やらなきゃ良かった~と思いました。
ちまちました筆使いもすごく不満。もっと大きな面で捉えられるようになりたいです。
しかし今回、緑の色をかなり色々使った気がするのですが、
こうして並べるとほとんど同じに見えますね。
う~~んん。。。。

上<スケッチブック SM><BR>
下<コットマンスケッチブック F4>

今年の夏のライブの思い出

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もう送り盆ですね。娘の帰省もないので、暑いし、日中は家にこもっています。
今年はめずらしく、めずらしいライブを観たので
「ほぼにち手帳スケッチ」の記録を元に、残しておこうと思いたちました。

まずは7月14日INDIA live the SKYでの『猫』ライブ。0815-1
知人が前座をするをいうことでお誘いがあったのですが、
『猫』と聞いて大分前から楽しみにしていました。
我々の世代でもちょっとマイナーなフォークソンググループですが、
あの“ゆっきでした~~あなたのあとを~~♪”
を聞いたことのある人はいるでしょう。
当時は5つ年上の兄のレコードや、ギターでフォークをコピーしたがる年代でしたから、
そういう友人がまわりにいたことで、良く聞いていました。
ので、あまりのなつかしさに高校時代からの友人を誘いました。
曲間のおしゃべりで、ずっと活動してたわけでなく何年か前から再結成して
メンバーも若干変わってのライブツアーとわかりました。
そして、彼らが早稲田のフォークソングクラブ出身で
『ザ・リガニーズ』として「海は恋人」を歌っていたことも初めて知りました。
彼らの会話には頻繁に40年前とか50年前とか出てきましたが、年齢は60代半ば。
「若々しい」とか「昔と変わらない」とかではない、
「それでも変わらないもの」を感じて、すごく幸せな気分になりましたね~。
あー、もちろん前座のIZUちゃん、がんばったよね~、良かったよ~。

もうひとつは、7月27日ネオンホールでの『ガレージシャンソンショー』
知人が絶対おすすめのシャンソン、ということで、
まあ誘われるのもご縁というか義理というかで行くことにしたのですが、
期待以上なんてもんじゃない最高に楽しいシャンソンでした。
前座が2組あって、1組めは客席にいた子供達が椅子を持って動き回るのに気が散って、
なんだか良くわかんなかったのですが、次の『大福』というユニットの演奏には度肝を抜かれ、
その世界観・宇宙観にぐいぐい惹き込まれました。
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コントラバスとアコーディオン、サックスの演奏というか、
途中コントラバスの熊坂義人さんが「ああ~」とか「うぉ~」とか叫びつつの
セッションのような曲ですが、魂に素直に入り込むど迫力がありました。
ちょっとびっくり、感動しました。

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で、『ガレージシャンソンショー』。
ライブツアー「思い出し笑ひ」。いや~楽しかった。
まずはシャンソニエ山田晃士の話術にぐいぐいぐいぐい。
すごく洗練された話術だと思いました、
だって毎日違う土地違う場所ですから同じことを喋るわけじゃない、
私はもうツボに入ってしまい大爆笑。
そして、そのすごい声量と迫力のアコーディオンでまったく飽きさせないまま、
あっという間にアンコールになってしまいました。
アンコールは1曲だけでしたけど十二分に余韻を堪能できて大満足でした。
スケッチはまるでドラキュラのようになってしまったのですが、
手元がまったく見えない状態だったので。
で、あかるくなって見てみたら、まぁ雰囲気は出てるかなと。
とてもきれいな人達だったので、チラシの写真も載せておきます。
gareji2
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<ほぼ日手帳にボールペン+水彩色鉛筆>

感謝

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昨日の朝、いつもと同じようにパソコンの電源を入れると、
はてさてモニターがいつまでたっても黒いまま、何も映らなくなりました。
ケーブルを全てつなぎ直したりリセットしたりしましたが状態は変わらず。
内心パニック状態ですが、こういう場合個人事業者として
いつも一人二役をして「落ち着いて。次どうする?。」と自分に言い聞かせながら
対処方法を考えます。
まずはもう1台のパソコンモニターと付け替えること。
が、残念、ケーブル口の形状が違います。
とにかく今進行中の仕事に支障をきたさない一番良い方法を考えないと、で、
メーカの有料サポートを受けることにし、点検修理に出す手配をしました。
しかし直って戻るまで10日位はかかる、
もう1台のパソコンで10日間対応できるだろうか、、。
こういう時、以前のように相談出来る同業者仲間も今はおらず、
すべてひとりで対処しなければならない、
なかなかの孤独感をたっぷり味わうはめになります。
すっかり萎萎しつつ、
アルバイトで設備設計のお手伝いをしている会社の担当マ○ノさんに電話したところ、
「会社にモニター持ってきてつなげてみればいい。何も問題ない。」と言ってくれ、
21インチモニター(いや~軽くなって助かりました、
昔の液晶以前のモニターだったら抱えて持ち上げるのも無理)持って、会社行きました。

会社の女性たちは皆自分の業務が忙しい中、
心配そうに「何か出来ることはあるか」と聞いてくれ、温かいお茶まで出してくれました。
しかしそこでもケーブル口が合わず、あきらめるか…と思った時、
そこの施工関連会社を思い付き、電話したところ、またまたこころよく受け入れてくれ、
以前もウチのテレビを直してくれたTUKAちゃんが、
使ってなかった同じ口のケーブルをどこからともなく持ってきてくれ、
つなげたところモニターは映りました。
となると問題はPCにあると分かったので、修理はPC本体だけ出そうと、
で古い方のPCでぶっとんでやるしかないなぁと自宅に戻りました。
でも何かうまくいくような予感がして、もらって帰ったケーブルでPCに接続してみたところ、
なんとモニターが映るように!。

0727
これは良く冷えたお茶を出してくれながら
「大丈夫!、北村さん」と言って
“カメハメ波”を作り出して送ってくれたYUMIさんのパワーのおかげだ!と思いました。
わずかばかりのお手伝いしかしてない私、
仲間といって受け入れてもらえるところがあるというのは何てありがたいことなのかと
しみじみ思いました。
そして去年亡くなった鎌田さんに「ご縁をありがとうございます。」と手を合わせました。

スケッチは週末庭に咲いた「西洋あさがお」と、切り花で買った「なでしこ」です。
西洋あさがおは今年はじめて植えて初めて花を見たので、
玄関ポーチに座り込んで下書なしで水筆でスケッチしました。


<マルマンスケッチブック F2>

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