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2014年06月

さくらんぼ畑

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今月の14日、さくらんぼ狩りに友人の畑に誘われました。
ご主人のお父さんが亡くなって、それでも畑のさくらんぼは今年もたわわに実ると。
ご主人のご兄弟が力を合わせて知恵を出し合ってなんとか無駄にしないように、
去年今年と奮闘してます。
本当に作物を作る農家さんの仕事というのは、傍から見るより何十倍も大変、
ということは頭ではわかってる「つもり」だったこと
自分も含め、皆痛感しています。
私は農家で育ちながらも両親から農業のことはほとんど何も学んでこなかったし、
今は庭の草を抜くのが精いっぱいの体たらく…。
周りには、残された田畑に四苦八苦の友人が何人かいます。
「残して畑続けてくれ~」と、言うはたやすいこと。
「手伝いに行くわよ~」と言いつつ何も出来ない自分が情けない…。
しかし、本当にどうなってゆくのだろうか?日本の農業は。
そして、畑の木を切ってしまえば、それこそ“ひいては気候が変わる”のです。

0624

話戻って、で、「好きなだけ採って持って帰ってくれ」と友人。
ありがた~いお話にノブユキ(犬)連れて行って来ました。
ノブユキはさくらんぼの木の下草のクローバーに体こすりつけて萌え萌え~、
大興奮で駆け回っていました。
そして私が採った以上に友人のご主人が持たせてくださって、
帰りには早速姉の家に寄り、姉の孫ちゃんにプレゼント。
兄の孫ちゃんズにも。ちびちゃん達は目の色変えて大喜び!。
「とこちゃん、ありがとう!。」と言われてでれでれ~。
またしても人のふんどしでなんとやら…でした。


私は早くスケッチしたくて、下書きもなしでそのまま筆で目の前にころがしたさくらんぼを描きました。
(描き損じの紙に描いたのでなにかうっすら色鉛筆の線が見えてますが)
で、さっさとお口の中に消えたのでありました~。
0627-1

そうそうジャムにもしました。結構いける!。これだともうしばらく楽しめます。


<マルマンスケッチブック F2>

『睡鳩荘』をスケッチ

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0615-2

軽井沢タリアセン内の旧朝吹登水子さん別荘『睡鳩荘』。
ここで、以前からネットで「とても好きだなあ」と拝見している、
五十嵐吉彦先生の水彩スケッチ展が開催されていました。
「行きたいなあ」と漠然と思っていたのですが、気づけば最終日の日曜日。
「よし、とにかく行こう!。」と犬のノブユキを車に乗せて出掛けました。
というのはタリアセンは犬の同伴OKなのです。
「ノンタン、きっと気持ちいいよ~、でも間に合うかしらね~、雨も降りそうだね~~」
ほんと、無計画も甚だしい。
その上出掛けにスタンド寄ったらタイヤが1本イカレてると…。
で、交換してもらって、出発したのは午後1時半。
それでものんびり下道走って3時半には到着して、なんと入口で券買い求めると受付の女性が
「今日は五十嵐先生もいらっしゃってますよ。」とのこと!。
で、睡鳩荘も素晴らしく、2階に展示されていた五十嵐先生のスケッチも素晴らしく、
そして私だけだったので先生にもいろいろお話をお聞きすることができて、
とても満ち足りた時間を過ごせました。


水彩画は色を重ねて重厚に仕上げることもできますが、
私はパース屋として手描きスケッチパースを描く時も、できればきれいな色で紙の白を残して
明るい絵にしたいと思うし、そういうスケッチをめざしたいのですが、
そういうスケッチはやはり外形線がないと絵になってくれません。
で、ペンなどで描いてそこに淡く色着けする淡彩画になりますが、五十嵐先生のスケッチはそれで、
ごく簡単に描いているように見えて、絵がいきいき輝いています。
そこで、先生とお話して触発されたのもありますが、ペンで描いて色着ける方法でスケッチしました。
犬は、タリアセンにリードをつなぐ場所というのはないので、
私の左足にリードの輪を通してベンチに座って描きました。

完成まではいかなかったのですが、
翌週思いがけずもう1度訪れることができて(仕事がらみでしたが、ちゃっかりスケッチブック持参して
私のスケッチの時間取ってもらいましたの、おほほ~)、仕上げました。
やはり現場で描くのはとても気持ちが良いです。
が、塗り込み過ぎと反省してます。もっと白地を残したかったな。


<コットマンスケッチブック F4>

精進

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0603-2

このスケッチは先月中頃、仲良しの先輩と松代をスケッチしようと行った時のもの。
歳は上ですが私から見てもとってもおちゃめな女性で、
先輩と居るといつもいろいろな発見があって、楽しくってしかたなく、
いつもスケッチしながら笑い転げたり、してしまいます。
が今回は私も、秋のスケッチふたり展に向けて「真剣にやらないといけない」と思って、でかけました
けれどけれど、スケッチポイント探しての我々の行動はホントに珍道中~。
長谷寺描いてお互い撃沈して、気を取り直して旧松代駅で描こうとしたら
昼間っから酔っぱらって寝てるおじさんがこわくて逃げ出して、
ようやく公園の藤棚のある木陰ベンチに行きつきました。
暑い日で公園でバドミントンしていた子供達はゆだってましたね~。
先輩は公園から見える近藤邸と皆神山を描き、仕上げて
翌々日には上越から絵ハガキで送ってくれました…。
私は相変わらず遅いです。
鉛筆スケッチのまま幾日もほっぽってようやく最近色着けたのですが、
アルシュ荒目のこの紙、、ぐいぐい絵具を吸い込むので、けっして筆数多かったわけじゃないのですが
なんだかべったりした重~いスケッチになってしまいました。
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それですっかり意気消沈で、気分転換に去年の鉛筆スケッチに色着けてみました。
上等な紙ではないけど、重ねた色の透明感はこちらのが好きだな、なんていろいろぶつぶつ言いながら。

娘に、先日電話で「では、スケッチも精進するように!。」と言われたのが何となくおかしくて、
思ったようにいかない出来栄えにめげないように、「精進、精進…」と自分に言い聞かせました。

これは佐久の『こども未来館』。岩村田の街を歩いていた時、
「ややっ!あのアルミ色に光る球体屋根の建物はなんぞや?」と興味を惹かれ
近寄っていったところ、バス停にそう書いてあったので判明しました。
田中康夫さんが県知事の時、おおいにもめた建物ですよね。
「へ~」と思って鉛筆スケッチだけしておいたものです。
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あとは真田町から東部町に抜ける山中の道沿いにあったレストラン。
店内から市街を見下ろす眺望がすばらしかった。
今度からはその場でこのくらいの着彩まで出来るようにしたいなと思いながら色着けました。
食べ物屋さんではまずメンタルで負けてしまいますので無理だとは思いますけど。。。



上<アルシュ荒目 32cm×24cm><BR>
下<マルマンスケッチブック F2>

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