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0906
<3月の旅行の写真から--カンボジア3日目>
世界遺産バンテアイスレイ見学の後は、地元の高床式住居の民家を見学しました。
一帯は舗装された道路ではないですが、遺跡へ向かって観光客を乗せた車やトゥクトゥクが
ものすごい勢いで、かつ、この地ならではの交通ルールにそって、
よくもまあ事故が起こらないものだと感心するスリリングさで、ぶっ飛ばしてます。
脇には水田があったり、観光客相手のお土産を売る店があったり。
ここは、女性たちが大きな鍋でやしのジュースをを煮詰めて砂糖菓子にして売っている
お土産屋さんの奥にあった民家で、人が住んでいます。
現にこの絵の手前には井戸か水道か蛇口があって、そこで男性が半裸で水浴びしていました。

旅行会社のツアープランでしたので、
内容からこのプランを選んだのは娘ですけど、日程表を見て、
「知らないひとんち、上がり込むのぉ~?。」と若干気乗りがしなかったワタクシ。
でもツアー客は私たち二人だけだったので、何とでもなるかと思い、
ガイドのヴァンナーさんは
「家の中を見てもいい、トイレを借りることもできる。」と言ってくれましたが、
写真だけ撮らせてもらい、素朴な手作りのお土産を買って帰りました。

やしの木や強烈な太陽の光は別にして、
私の子供のころは集落の中はそこそこの瓦屋根の家であっても、
ちょっと出れば畑やたんぼの田舎で、ちいさい頃の原風景はこんな感じでした。
道路に、こんなににぎやかに車が走っていることを除けば、
本当に懐かしい風景だったのです。

<F4スケッチブック(ワトソン)>