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2015年11月

秋の休日

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1123
3連休の中日、
以前からのお誘いで約束してあった
長野市若穂の『ねこぽぽテラス』というカフェレストランでのランチと
松代散策をしてきました。
松代象山地下壕を見たことがなく、今回初めてで、
実際に中に入っての体感を得られたことと
すぐ脇の「もうひとつの歴史館・松代」でわずかな時間でしたが
その場での質問にもすぐ対応してくれる丁寧なわかりやすい説明のおかげで、
とても有意義な体験となりました。

幼い頃の祖父母の話がこの日「そういうことか!」とぴったりして鳥肌がたちました。
我が家のすぐ近くがなぜ空襲をうけたか、
長野県のなかで空襲された数か所の、ピンポイントの施設があったからですね。
子供の頃の密かな遊び場だった「飛行場跡地」。
そこがまさに狙われたのです。
畑や田んぼしかないただの農村、
けれどその向こうの木立に隠れるようにある飛行場が、
今まさにどのように造られているのか、村の人は意識すらしてなかったかもしれません。
実際祖父母の言い方は淡々としたもので、
「ただ父が出征していたので心細かったのだろう」っくらいにしか
私には聞こえてなかったのですね。
米軍の鮮明な当時の航空写真、すべてがお見通しなわけです。

『ねこぽぽテラス』のピザとお料理はとてもおいしく、ビュッフェ形式でしたので
ドンドン食べてもまだまだ食べられそう~!な感じでした。
庭の茶室は見てよかったです。

天気予報は雨になりそうでしたが、もしかして自分『晴れ女』かも!、
そこそこ良いお天気で、気持ち良い一日でした。

で、このスケッチは一緒に行った人が「大島博光記念館」を見学している間、
そこは見たこともあり特に興味がなかったし、その間スケッチしようと思って描いた
その館の玄関先の寄せ植えの鉢です。
バラも育ててあったり、
同じ敷地内のレストラン「はなや」も(とりたてて変わったお料理ではないけれど)
おいしいので、おすすめスポットです。

やっぱり‥

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1119

思い切りが悪いっていうか‥、

なんとなしに眺めていたら
やはり背景が気になって落ち着かない、、、
そのまま筆持って、手を入れました。
やっぱりね~(なにが?)。

これでおしまい。

秋に好きなもの

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1113-1
近所に住む甥の、お嫁さんの実家で採れた洋梨『ラ・フランス』。
私の好物なので、甥っ子が長女のまおちゃんと一緒に届けてくれました~。
この下に敷いた紙袋はその時洋ナシが入っていたもの。
たくさん貰ったんですけど、お仏壇に供えたりして、描く用に3個選びました。
すでに『採り熟ませ』してあるようで、厚い皮の下の果肉は良い弾力をしています。

物心ついた時には家に洋梨の畑があって、『パート』という品種を作っていました。
リンゴ農家なので、その畑の洋梨は片手間でつくるようなものだったのだと思います。
私のおじいさんは結構ダイナミックな人で、水田やリンゴを作りながら
いろいろなことを試したようです。
雉を飼ったり、豚を飼ったり、綿花を栽培したり、
それと同じように洋梨も育ててみたのじゃないかと私は想像しています。
そのおかげで子供の頃、室に寝かせた洋梨が黄色くなって良い香りがしてくると
近所の幼馴染と好きなだけ食べても叱られませんでした。
リンゴはいまだに苦手なのですが、洋梨はその当時から大好きでした。
ので、おじいさんのことも大好きでした。

そして、ずっと子供の頃から“洋”梨とはいえ、この梨こそが日本の「梨」であって、
『二十世紀』などのいわゆる和梨は、
めったにお目にかからなかったせいもあると思うのですが、舶来のように思っていました。
その違和感はさすがに今は消えましたが、それでもたまに『パート』を見つけると、
やはり大昔から日本にあった果物のように感じます。

<ワトソンスケッチブック F4>

こちらは背景を追加しようか?考えて、エスキスを。
ふつーのうすい画用紙に0.7mmボールペンで描いて、うすく色つけました。
で結局、背景は追加しないことにしました…。
‥次いこ、つぎ~。
1115

照葉

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1108-1
友人が今年も美味しい山きのこを届けてくれました。
肉厚でぷりっぷりな、ナメコかな?、大きかったけど。
その日のうちに調理していただきましたが、本当に旨かった~~。
いずちゃん、毎年ありがとう~♡。
で、つるるんぷるるんのキノコたちを今年もきれいな葉っぱやシダをしいて
宝石箱のようにしてくれたのですけど、今回はキノコはすぐ食べることにしちゃって
きれいな葉っぱをスケッチすることにしました。
先月別の友人達と志賀高原にヒカリゴケを見に行き、
紅葉も素晴らしかったのですが、大まぬけをしまして、
カメラを昼食をしたレストランに忘れて行ってしまったのです。
で少女を気取るごとく、色づいた落ち葉を何枚か持ち帰り、
それをスケッチしようと思っていたら、思いがけず直後仕事がたてこみ、
気づいたらその落ち葉は見る影もなくまっ茶色に!!。
あ~~玉手箱をあけた浦島太郎状態でした~。
そんなこともあって早速描いてみました。
山の照葉、きれいですよね、飽きることなく拾い集めた子供のころを思い出します。
1108-2
こうして目の前に並べて同じように写し取るように描きましたのよ~。
山の匂いがたちこめて、気持ち良かったでーす。

<アルシュ中目 37cm×15cm>

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