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2019年11月

土偶展、良かったなー

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長野県歴史博物館で行われた『国宝土偶展』
11月10日ですでに終わっていますが、
私は11月1日金曜日に見に行きました。
そこそこ人は入っていましたが、まだ人の列に並ぶことなく
ゆったりと国宝土偶5体を鑑賞できました。

1112-1
ガラスケースに入った国宝土偶が1体ずつ
じっくり360度ぐるりと見ることが出来るなんて!♡。
既にひとり、年配の女性が小さなノートに何やら一生懸命書いていて、
(そうだ、こんな機会はめったにないぞ、後姿と横姿、描かなきゃ!)
と思ったのですね~アタクシ。
監視員の方の視線を感じつつ、1ポーズ1分くらいで(汗)。
上は「仮面のビーナス」を横からスケッチしました。
(あ、もちろん水彩絵具での彩色は後日家で、ですよ。)
1112-3
初めてお目にかかった「縄文のビーナス」
下半身の逞しさ、安定感どっしり感、に感動しました。
1112-2
「縄文の女神」は鋭角的な印象。横から見るとその印象が際立ちました。

この展示が終わった頃ブログに載せようかな?と思っていたのですが、
忘れたわけではないのです。

実はその間、なんというかおもしろいご縁が繋がって、
『翠水会(すいすいかい)』という、
水彩画愛好会の大先輩方の展覧会に誘われ、
「これもご縁」と、えいやっと2点出展しました。
(82ギャラリーにて 30数名の方がひとり2作品出展)
ブログに告知もせず、会から送られてきた10枚のDMを
ひっそりと、ごく親しい方にだけ送り、
観に来てくれる友人たちを案内したり、半日の当番があったり、
で最後に講師の先生による講評会。
これがその後じわじわと重くなってきてるんですね~~。
大先輩の会の方々、主に男性ですが、皆さん紳士でほめてくださり、
講師の先生も概ね良しとしてくださったのですが、
自分が一番わかるわけです、まったく足りてないものが。。。
好きで小さなスケッチばかり喜んで描いて満足してました、
この先もそうやって自分が楽しければ、
仕事のように追い立てられるように描くのはいやだわ~、
スケッチは楽しく描かなきゃねー、
…これでいいのか自分。。。。。

そんなこんな逡巡の日々を、無駄に過ごしております。




大鹿歌舞伎その2

1108-1
歌舞伎を観ながらのスケッチその2
その日は雨の予報はまるで出でいなかったのですが、
時折空が暗くなり、冷たい風がが吹いたかと思うと、
パラパラ雨が降って、そして天気雨のようになったり、
それがしばらく続いて、フィナーレにはきれいな青空が出て、
まるで辛い物語が最後のクライマックスで盛り上がるのと
リンクするかのようでした。

始まってすぐサーっと雨が降り出し、
観客は帽子かぶったり雨具を着込んだり、
お弁当の包みのビニールをかぶったり。
私のスケッチブックも雨のスパッタリンクが。
でも一番気になったのはこの方(太夫弾語りというのですか?)、
屋根のないところで譜面や三味線が濡れてしまう~~(ハラハラ)。
でも動じることなく堂々と謡い弾き語り。
しばらくして雨が止んだから良いものの、
雨脚がもっと強まったらどうされたのでしょうか。

そんな訳でスケッチブックをコートの下にもぐらせてましたが、
この方になんだかすごく興味を持ち、2枚目走り書きしておきました。
で、昨日水筆でささっと色を乗せてみました。
雰囲気は出たかなと思います。

<F2スケッチブック 透明水彩 水筆>


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