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2020年02月

これは去年の秋の風景…

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F2サイズのスケッチブックに鉛筆下書きのまま残っていた2枚に
昨日今日で着彩しました。
何といっても去年の事、覚えてなどいません、あいまいです。
スマホで撮った写真はかろうじて一枚だけありましたが、
もう無視無視、
その時描きたいと思った感動を思い出し、
どうしたら絵になるかを考えました。
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須坂のギャラリー『ぶらり館』がある街並みです。
どうなのか、良くはわかりませんが、
自分的にはこれもありだなと、
その時に描きたかったものは少し表現できたかな?

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これは信州新町美術館にスケッチで出掛けたおり、
帰る間際、風景に疲れて、建物も描きたいなと
反対方向を鉛筆スケッチしておいたもの。
好天で、紅葉と青い空が印象に残っていて、
まずはそこを表現してみようと思いました。
カメラがすごく色彩補正をしてしまい、ド派手な色合いになってしまったのを
画像ソフトで彩度を落としてアップしてます。

たからもの

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今年になって何度か東京の娘宅と自宅を行ったり来たりしてます。
先週はお宮詣りがあり、その前日に写真スタジオで撮影するというので
ノブユキ(犬)を動物病院に預けてから新幹線に乗ると時間が微妙であるため、

「前の日から来てたら?」の娘のお誘いに、
「そっぉねぇ~(かなりニヤニヤ)で、まるまるに二泊三日
“張り切りおばあちゃん、孫漬けの日々”をしてまいりました。
0221-1
スタジオでの撮影で、まだ2カ月にも満たないのに色々な要求をされて、
「目を開けてちょーだいねー」で大きな音を耳元でされたり、
こんなにちいさいのに、と、その必死の表情が
モウラシクもあり、おもしろくもあり(^^ゞ
(モウラシイは長野の方言で、可哀想という意味です。
この日、婿が、赤子に向かってこの「モウラシイ」を使っていて驚きました。
幼い子に対する感情として「もうらしい」はぴったりはまる言葉なんですよね。)

とにかく撮影が終わって疲れ切って寝ているところを手帳にスケッチしました。
おかげでこの手帳が私の宝物になってしまった(笑)

そうそう、手帳といえば私が使っている「ほぼ日手帳」
その写真スタジオのカメラマンのお姉さんが同じものを使ってるそうで、
(※ほぼ日手帳は恐ろしくたくさんの手帳カバーがあります)
興味を示されたので、パラパラと、色を塗ったスケッチをお見せしました。
後で娘に「ママ自慢してたね」と言われましたが、
ほぼ日手帳を使われる方はイラストなど描き込む人が多く、
彼女もそれがしたくて、でも二日でめげた…と言ってました。
で、私もレストランなどで頼んだお食事などを描いていると
お店の人が興味を持たれて話しかけてきたり、
ラオスに旅行した時などは、遠巻きに視線を感じて、
言葉は全くわからないけど、日本のお食事スケッチをお見せして、
なんとなくお互いにっこりしたりして。良い思い出です。
そんなことで私はこの手帳スケッチで
人と接する半径が広がったようにも思っていて、
知らない人にも平気でお見せするのが最近の習慣になっています。
逆にそういう母親を娘は知らないのですね。
娘や孫が人生の全てにならないように頑張っているんだけどな♡

それでは手帳スケッチ繋がりで最近のものを
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東京駅地下で買ったお弁当
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誕生日にいただいたプレゼント(渋い!(笑))
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自宅レッスンの日

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1月は私が出産後の娘のフォローに東京行ったり来たりがありましたので、
お休みにしてもらい、ほぼ1カ月半ぶりの自宅水彩スケッチレッスンです。

前回は「写真から風景を描く」をテーマにして、おふたりともヨーロッパの
ご自分で撮った写真を持参されて、鉛筆下書きを完成させて終わりました。

時間が空くので、追加点と注意点を軽くお話させていただいて
「着彩、進めておいてくださいね。」と言ってはあったのですが、
ホントお二方、やる気十分で、しっかり進めて来てくれました。
Mさんはもうほとんど完成?という感じでしたが、
私が気になったとところを直してもらったり、
Hさんはもう少しで完成かな?のところで色々悩まれていたので
質問に答えながらアドバイスしました。

おふたりとも、写真からすでに
自分の描きたいイメージをしっかり持っているところが素晴らしい!です。
(許可をいただいておりますので画像を掲載します)
2010-1
いつもおおらかで優しい色合いですが、今回はまたとてもいい色が出たと思います。
建物の構造に悩みながらも、ひとつづつ丁寧に取り組んでおられました
「手前の枝をどうしても入れたい」と、仕上がりのイメージもしっかりあって、
雰囲気のある画面を作られました。
色合い・構図ともに、とても素敵です。
2010-2
Mさんはすでにご自分の絵のスタイルが小学校時代に確立していたようで(笑)、
ほっとくと細い筆で強い色をどんどん描き込んでしまいますので、
ご本人も望まれる、水彩らしい色合いを目指していただくため、
前もって、「ここに好きな猫ちゃんとかジョウロとか描いてみてくださいね、
で、そこはしっかり描き込んでもOKですよー。
でも建物はあまり塗り込まないように!、奥行きが出る程度にしておいて下さいね。」
とアドバイスしてありました。
そこをちゃんとふまえて、若干壁色は強めですが、Mさんの世界を表現して、
ほぼ仕上げてきて下さいました。
細かいところ、例えば少し色を落としたり、もう少し暗くした方が良いところをアドバイスしたり、
色を落としたところに別の色味を流し込んでもらい、微妙なニュアンスを作ってもらったり。
更に温かみが増して、写真とはまた違う、この場所に入って行きたくなる作品ですよね!。

このあとMさんは時間が少し余ってしまったので、
「15分で、下描きなしで、筆で、色だけのスケッチをしてみてください」と鉢植えの小さなお花を
ポンと置いたのですが、それがいつものMさんの絵具と筆の扱いとは全然違って
水彩らしさがすごくあって、とても良かった!。
Hさんも大絶賛。
で、次回の3月は早描きを何枚も描こうということになりました。
私も今度は一緒に描きたいと思います。
あー楽しみ~~♡

いじいじと。。。

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ずいぶん前に現場スケッチしたものですが、どう描いて良いかわからず、
いじいじと、いじりまわしていました。
筆を重ねるとそれらしい景色にはなると思うのですが、
水彩の軽やかなすっきりした発色がなくなって、重い感じになり、
あまり好きではありません。
昨年出させていただいた翠水会の展覧会での経験から、
しっかり描き込まねばいけないか、と思い、
一度描いたところを絵具を拭ったり、また色を置いて「やっぱり違う…」と拭ったり
を、ずいぶんやりました。

結果、やはり水彩画は筆を重ねるのではなく、いっぱつで色を決め、
スピード感を持って仕上げることが肝要だと、
この先はそういう方向で描こう!と決めました。
0131-2
これはその前にやはり現場でほぼ仕上げたスケッチですが、
部分的に固有色に囚われているところが目について、少しだけ直しました。
画像ではあまりわかりませんが、実物はこちらの方が色がきれいです。
この方が自分としては納得いく感じです。

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そしてこれは自宅で水彩をお教えしている皆さんと外にスケッチに出掛けた時のもので、
途中になっていたものを無理やり仕上げようと、かなりいじってしまったものです。
現場スケッチは、その時の感動をもっと率直に描きたいなと思います。
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同じく自宅レッスンで、皆さんに焼き菓子を描いてもらった時に自分も描いたものが
途中のまま仕上がってなかったので、思い出して無理やり形にしてみたものです。
手帳スケッチで描くように軽やかに仕上げることができず、
色々やり過ぎて作り過ぎ、「なんだかなぁ」の出来です。

ともかく、
いじいじいじりたおすのは良くない!
それを再認識している昨今でございます。。。







息抜きのスケッチ

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先週も娘のフォローに3泊4日で東京に
婿どのがインフルにかかってしまったので隔離のため実家に
赤子は夜泣きがヒートアップしてて、なかなか大変そうでしたし、1ヶ月検診がありまして
スケッチブック広げるのも憚られる、ってか私もくたくた💦でした
昼間よく寝てる時間に、娘のマッキー(油性ペン)借りて描いてみました
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娘たちが飼っている3匹の猫たちとも
ずいぶん仲良くなりましたわ~
(夜中、うつ伏せで寝ていて起きようとしたら首が上がらない!、
そう、私の首筋から背中にかけてのところに
どっしりと猫のニャム氏が寝ていて、なかなか降りてくれないぃ~
赤子はギャースカ泣いているし、
「お願いニャム、そこどいて~~」と、じたばたしました(笑))
上は、「テーブルの上で涼むニャム氏」です

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