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2020年04月

庭の羊歯

カテゴリ:
0425
昨日良い天気だったので、また庭にしゃがみこんで描きました、
黒色の紙のスケッチブックと不透明水彩絵具のパレット、筆1本と筆洗のみ持ち出して。

庭の隣地との境がほとんど直射が当たらず、日陰でも育つようなもの植えてるのですが、
どこかの山から持ち帰ったこの羊歯が思いのほか元気に、ものすごく繁殖してくれまして、
春先日陰の小さい庭の片隅を、輝くような若緑色の、やわらかなフォルムで彩ってくれます。
あとはユキノシタとドクダミ、カタバミもちょろちょろ入れました。

「これは今描かないと!」とノブユキ(犬)と外に出たついでに。
ノブユキはスケッチの間大人しく私の横に居ました。
そういうところを写真に撮っておければ良いのですが、
一つの事しか出来ないのですねー、不器用な人間だなと思います。

<F2スケッチブック(黒) 不透明水彩>

家に籠って桜

カテゴリ:
0422-2
生来、お花見が楽しみ!というタイプではありません。
子供の頃から春が好きではありませんでした。
というのは専業農家の3人兄弟の末っ子で、
母が家にいる冬が好きで、逆に母が忙しく畑に出てしまう春が嫌だった、
というのが根深い気がします。
なので、春になるとお花見に興じるというのが、
自分には当てはまらなかったのですが、
数年前誘われて上田城の桜見物に行きました。
今年はなんだか、「家の中で大人しく桜を描いてみたい」と思いまして、
その時の、お濠をバックにした写真を探し出して、
チラチラ眺めながら描いてみました。

<アルシュ荒目 A3くらい>

今年お亡くなりになった高越氏を追悼して
参考にした写真は北原さんが撮られたものです

庭の“ヒトリシズカ”が出てきました

カテゴリ:
0420

山野草のヒトリシズカ
もう10年以上前に庭に植えて、何度か春になるとスケッチしてます。
その楚々とした姿でまだ冷たい土の中から顔を出す風情が
何ともけなげで愛らしく、ぐっと心を掴まれてしまうのです、毎年。
で、シダやら蕗やらドクダミやら、恐ろしくたくましい子達に
駆逐されてしまうのじゃないかと心配して
そしてまた居心地が良さそうな場所に、度々移し替えて
まあ、私としては手厚く育てています。
宿根草は大概が逞しく、
毎年同じ顔を見せてくれるので大好きです。

コロナ禍の今、映画館も先月から閉館になったり自粛したりで、
観に行ってませんし、自宅レッスンも今月は自粛を申し合わせました。
後は、本読んだり、縫物したり、スケッチをしたり…、
つまり私的には、あまり変わってはないのですが…。
近所に住む姪や甥の子たちが、
夕方ノブユキ(犬)の散歩についてくるようになって
その時間が私もノブユキも楽しみ。
子供たちがこの先も安心して生活できる世の中であるように
願ってやみません。

たくましく光り輝くちいさな花を描きたくて
黒のスケッチブック持って庭にしゃがみこんで描きました。
<F2スケッチブック 不透明水彩>

イメージを描く

カテゴリ:
0406-1
一昨日ですが、犬の散歩に毎日通る道を
ふと振り返ってみた景色がすごくきれいで、
この時期、大好きな菜の花を描きたいなあと思い、
蓮華もきれいだなあ、山が紫色できれいだなあ、
黄昏まえの透明の月が出てるなあ…

その印象を昨日ただただ色を置くようにして描いてみました。
ほんの10分程です。
なのでイラストみたいですが、
実際には菜の花らしきものと山の間にはごちゃごちゃ住宅があったり
いろいろなんでありますが、それらすべてぶっとばし
イメージだけで描くと、イメージ通りの絵面になるのですねー。
面白いなと思いました。
<F2スケッチブック>

そして今夜はスーパームーンですか?
さっき散歩の時からきれいなお月さまでした。



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