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カテゴリ:雑感

最近の手帳には

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最近仕事が暇で、そんな時は「観たかった映画、行っちゃえ~!」
で、2月からもう6本観てます。
だいたいがいつも3人くらいしか入っていない映画館なので、
新型コロナの影響もないだろうと。
(上田映劇は2月の時点で換気扇がんがん回していて、すっごく寒かったです)0330-1
この日はこの映画見た後、上田在住の友人と会ったので
その時のランチをスケッチして、映画館でもらったチラシを貼っておきました。
コラージュではなくて、
なるべく印象に残った、覚えていたいシーンが乗っている部分を選んで貼っています。
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立て続けに観てます(^^ゞ。

『パリの恋人たち』
『冬時間のパリ
『パラサイト』
『サイゴン・クチュール』
『37SECONS』
『リンドグレーン』

こんな感じですが、
観客は多くて6~7人
少ないと3人くらいでほぼ貸し切り。
なので、この映画館も封鎖、、、なんてことなりませんように!。

全然関係ないですけど、最近の手帳スケッチです。
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娘のところに手伝いに行った時、
だらだらとなんとなく、
卓上にのさばる飼い猫のニャムさんを、ボールペンで描いていたら
娘に「これはない、ありえない、ひどすぎる!」とほぼ罵倒され、
「そーかなあ」(ブツブツ)と言いながら色を付けたら
私的に気に入ったニャム氏になって、満足(^^♪オホホー。


土偶展、良かったなー

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長野県歴史博物館で行われた『国宝土偶展』
11月10日ですでに終わっていますが、
私は11月1日金曜日に見に行きました。
そこそこ人は入っていましたが、まだ人の列に並ぶことなく
ゆったりと国宝土偶5体を鑑賞できました。

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ガラスケースに入った国宝土偶が1体ずつ
じっくり360度ぐるりと見ることが出来るなんて!♡。
既にひとり、年配の女性が小さなノートに何やら一生懸命書いていて、
(そうだ、こんな機会はめったにないぞ、後姿と横姿、描かなきゃ!)
と思ったのですね~アタクシ。
監視員の方の視線を感じつつ、1ポーズ1分くらいで(汗)。
上は「仮面のビーナス」を横からスケッチしました。
(あ、もちろん水彩絵具での彩色は後日家で、ですよ。)
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初めてお目にかかった「縄文のビーナス」
下半身の逞しさ、安定感どっしり感、に感動しました。
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「縄文の女神」は鋭角的な印象。横から見るとその印象が際立ちました。

この展示が終わった頃ブログに載せようかな?と思っていたのですが、
忘れたわけではないのです。

実はその間、なんというかおもしろいご縁が繋がって、
『翠水会(すいすいかい)』という、
水彩画愛好会の大先輩方の展覧会に誘われ、
「これもご縁」と、えいやっと2点出展しました。
(82ギャラリーにて 30数名の方がひとり2作品出展)
ブログに告知もせず、会から送られてきた10枚のDMを
ひっそりと、ごく親しい方にだけ送り、
観に来てくれる友人たちを案内したり、半日の当番があったり、
で最後に講師の先生による講評会。
これがその後じわじわと重くなってきてるんですね~~。
大先輩の会の方々、主に男性ですが、皆さん紳士でほめてくださり、
講師の先生も概ね良しとしてくださったのですが、
自分が一番わかるわけです、まったく足りてないものが。。。
好きで小さなスケッチばかり喜んで描いて満足してました、
この先もそうやって自分が楽しければ、
仕事のように追い立てられるように描くのはいやだわ~、
スケッチは楽しく描かなきゃねー、
…これでいいのか自分。。。。。

そんなこんな逡巡の日々を、無駄に過ごしております。




昔描いたイラスト

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昔描いたベニス2

これは大昔、20代最後の年にヨーロッパ旅行をした時、
15日間のツアーだったのですが、立ち寄ったベニスの
スナップ写真から、旅行後に描いたものです。

アクリル絵の具でイラストレーションボードに描いてあるので
かなり雑に保管していても、固く絞った布でほこりを拭きとればきれいになるし、
逆に傷んでないので捨てる気にもなれず、いつまでもその辺に置いてありました。

当時、山形博導(ヒロ・ヤマガタ)画伯の絵がものすごく人気で、
人気が爆発する前に当時の職場の社長から、今後のパース制作の参考になるかもと
りっぱな画集をいただき、模写を勧められて何点か描いたあと、
オリジナルで描いてみた唯一の1枚です。
(つまりこの後は、こういったものに全く興味がなくなってしまったんですね~(^^ゞ)

毎日暑いですね
水辺の夕景、ちょっと涼し気なので、気分を変えて載せてみました。

コルビジェ展を見て

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今月14日、娘夫婦が都内で引っ越しをするというので、手伝いがてら上京し、
どうせ新幹線使って行くなら何か見てこようと選んで行ったのがこちら↓
コルビジェ展、西洋美術j館です。
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西洋美術館は世界遺産に登録されてからは行ってなくて、
ちょうどいい機会なので建物もじっくり見たいなと。

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展覧会1階は建築模型など展示されていて、撮影可。
けれど2階からは絵画が展示されており、撮影不可です。
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↑これはパリ中心部の都市計画模型。
奥の集合住宅の模型は、この計画の5階建て低層住宅部分です。
他には有名なサヴォワ邸の図面・模型・習作スケッチ・パース
ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸の図面・模型などなど。

実は私、近代3大巨匠のひとりと言われるコルビジェの建築に
今まで興味を持ったことがあったかと聞かれれば答えは「いいえ」なのですが、
昨年『コルビジェとアイリーン--追憶のヴィラ』という映画を観まして、
アイリーン・グレイという、コルビジェと同じ時代に生き、
家具作家であり建築家でもあった女性にすごく興味を持ったのですね。
その延長で、映画の中では毛糸のパンツ一丁で室内の壁面に何やら幾何学的な絵を描いてる
"へんなおっさん”のコルビジェに「何なのこの人?」という興味は持ちました。

そしてこの展覧会ではそのコルビジェの絵画を、コルビジェの建築や家具と織り交ぜながら
ピュリズム運動の仲間の作品や、影響を受けたキュービズム絵画(ピカソなど)などと、
たくさん展示されていました。

私はコルビジェが絵画を真剣に描いていたことを知りませんでした。
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(↑最後の最後に私がうわーっと感動したコルビジェのピュリズム以降の作品。
大成建設株式会社所蔵だったので、画像を拝借しました。)

画家のオザンファンと
“1920年に雑誌『エスプリ・ヌーヴォー(新精神)』を創刊し、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の理念を、芸術と生活のあらゆる分野に浸透させることを訴え…”
ピュリズムを提唱したのだそうです。


その絵画理論と絵画を見ているうちに、ハッと気付いたというか、
ようやく気付いたというか、、、
遠い昔、美大受験のおり、デッサン6時間(1日)平面構成(デザイン)6時間(1日)と、
学科試験のほかに実技試験が2日間あったのですが、
その「平面構成」とは、まさしくこのピュリズム理論によるデザイン画だったのでは?って。

ちいさなフックが2個机上にころがっていて、それを見て“B2サイズのボードに形と色彩で構成しなさい”というのが試験課題で、上から見たり正面から見たり(あるいは断面を想像して入れたり)して、それらの形を組み合わせて、ポスターカラーを使って塗分けて表現するのですから。

急になぜ美大受験のことなど思い出したかというと、最近『ブルー・ピリオド』という美大受験を描いた漫画を知り、全4巻大人買いして読んだのですね。
日頃漫画は読まないのですが、何かのきっかけで第1巻をネット上で無料で読むことができて、
自分の若かりし日々が、なんだか胸が苦しくなるように思い出され、続きも読みたいと思ったのです。
そんなわけで「一周回って、気付いたよね~~」という気分でした。

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そして帰りに東京駅でやっている↑この展覧会も、ぎりぎり観れるかもっ!と思ったのですが、
駅構内で少しうろうろしてしまって、6時までとなっていたのですが、
扉に入館は閉館30分前までとあり、5時35分だったのでダメ元で「ダメですか?」
と聞いたのですが、あっさりシステマティックに断られました!。
あとで気付いたのですが、コルビジェ展とセットで100円安くなるようです。
ああ、やっぱり両方見たかった…。残念
まだあと2週間ありますので、行かれる方は上野のル・コルビジェと東京駅内のアアルト、是非。

長くなりましたが、
西洋美術館の常設西洋画がかなり充実していて、今回観れて良かったです。
古典絵画から印象派の流れがわかる展示だったのでしょうか、
またまたこれも最近読んだ本『名画の読み方』『名画の言い分』(木村泰司)で、
西洋における絵画の歴史と意味が丁寧にわかりやすく書いてあって、
「西洋美術史」を大学で1年間学んだことはあっても、まーーったく興味持たなかった私は
まさに目からうろこだったわけですが、
そんなわけで非常に興味深く観ることができました。
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↑マネ
マネに関しては以前見たマネと親交のあった女流画家ベルト・モリゾの映画(題名忘れました)
が、何だか良くわからなかったのですが、西洋絵画に印象派が出現する流れなどを知ると
この絵などはいかに当時斬新だったかがわかり、今になってその映画の内容も分かり、
その素晴らしさにじわじわ~っと感動してますねー、、いやはやおもしろいことです。
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ピサロ
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モネ
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モネの睡蓮
パリのオルセー美術館で20代最後の歳に見ました。
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離れて見るとくっきり睡蓮の存在が見えるけど、
すぐ近くで見るときっちり克明に描きこんだわけでなく、逆にこれを描いている画家は何を描いてるのか解ってるのかなあ?というくらいの大胆な筆遣い色使いですよねー。
若い頃と同じ感動で、それを新鮮に感じました

縄文に魅せられる

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最近、歴史年表をようやくまじまじ眺められるようになりました。
私は子供のころから歴史に一切の興味を持ってきませんでした。
自分の想像力が、自分の見たことない世界を受け付けない体質、なんだと思っていました。
中学生の時、試験管の中に霧状のものが出来て「これが雲の正体」と教わった時は、
目の前が晴れ晴れしたことを覚えています。
そういったことが楽しくて理科大好き少女で、社会科は私の頭には一片もありませんでした。
ですから紀元前の『縄文・弥生時代』に思いを馳せる…だなんて、自分でもビックリしています。

事の始まりは、パースの仕事で現場を見るために御代田町まで行ったおり、
ふと「浅間縄文ミュージアム」が目に入り、
せっかく遠出したのだから見て帰ろうと思ったのですね。
そしたらそれが素晴らしかった!。
特に、初めてあんなにたくさんの縄文土器をすぐ目の前で見て、
その迫力にぞわぞわぞわ~っと、まさに鳥肌立つ感覚を覚えました。

縄文土器は逞しく、自由で楽しく、それが圧倒的な造形美となって現代の私を感動させます。
いやはや何という力強い美しさ!!。

それらの土器を眺めるうちに、これを作った人達をすごく近くに感じるように、
自分の意識が変わった気がしました。
自分の知っている昔の人は祖父母までで、その先のご先祖様を感じることはありませんでしたが、
その先にこの人達がいるのだなあと、すべての繋がりがすごく自然に受け入れられたのです。

これが昨年12月のことなのですが、その時ミュージアムショップで「ガチャポン」をしたかったのに小銭がなく、両替を頼める職員の方も見当たらず(つまり平日はかなり閑散としているようです)、あきらめて帰ってきました。
今年になって、たまたまそのミュージアムの近くを車で走っているという友人と話していた時、
「絶対良いから是非見て!」と勧め、「ついでにガチャ、買ってきて~~」と頼んだのですね。

この手帳スケッチはその頼んだ戦利品。壺の方は弥生式土器です。
しかしこのガチャポンのレプリカ、完成度すごいですよね!、
ま、欲しくてたまらなかったってこともありますが、超かわいい~~(^^)/
で、こうして手帳にスケッチまでしてしまいました。

好きなもの置いてる棚に飾ってます。
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壺が高さ5㎝、「仮面の女神」は高さ6.5㎝です。

内容がいっきに「ガチャポン」になってしまいましたが、

私の意識がすっかり変わったことのひとつは、
"縄文人は今の人間とさほど変わりはない
現代に縄文人がやってきたら、スマホに驚くかもしれないが、
その使い方を覚えて、同じように使いこなすだろう”
ということです。

1万年の間、平均寿命約30年といいますから、何代も何代も
気が遠くなるくらい何代も何代も、同じように木の実を食べ狩猟し、
土器を作っていたのですね。
私は自分の人生でたぶん5代あたりまでしか見ることは出来ないですけど、
ここ最近50年の、人の生活の変わりように、その速さに、漠然と危うさを感じていました。
縄文時代と同じように暮らすことはもちろん無理ですけど、
知り、学ぶべきだと思っているこの頃です。


**まったく関係ないですが、最近の手帳スケッチお食事編を少し(^^ゞ**
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四季彩MIZUNO  和食懐石
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ブラーノ1階カフェ  タルト&コーヒー
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カサミンゴー  ピザ&パスタ&サラダ(ランチセット)
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すきやき(中野市) すき焼き丼セット

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