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ご依頼いただいたスケッチ

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昨年12月に長野市東之門町にオープンした
本格フレンチのお店
レストラン ラ・ランコントル
ご夫婦でされています。

築130年の民家をリノベーションしたお店で、
仲介の不動産屋さんからパースのご依頼をいただき、
ご夫妻とも何度かお打合せをさせていただきました。
その時、打ち合わせ時にも使っている私の「ほぼ日手帳」の
“食べたものスケッチ”を奥さまが気に入って下さり、
パースの仕事が離れた後に直接電話をいただき
「こういうものを描いて欲しいのですが」と、
このスケッチをご依頼いただきました。

こういうものとは、シェフであるご主人が今まで修行してきた
日本中、北海道から屋久島まで、そうそうたるレストランのスケッチで、
お店の入口脇のユーティリティというか、前室のようなところに
師匠である世界的シェフ三國さんの本とか、ご主人が集めてきた料理の本を置き
その壁に飾りたいのだと。

仕事としてお引き受けしましたが、
若いご夫婦の頑張りを応援したかったので、
ちょっとしたプレゼントのつもりでした。
それがまぁ結構大変で、作品をお届けしたのはオープン前日という‥、
間に合って良かったですけど。
s-1
屋久島
a-1
伊豆
m-1
オテル・ドゥ・ミクニ
g-1
六本木
j-1
札幌
h-1
東京 丸の内


こんな感じで飾って頂いてます。
0422-7
0422-8
お店の写真を撮り忘れましたが、
もういろいろマスコミの取材や、ネットでも
大勢の方がブログなどでたくさん写真を載せています。

ので、ご主人の許可を得まして、出来上がる前の完成予想図を。
我ながら、イメージはほぼ同じ!と、自負しております(^^ゞ。
0422-9
向かって右の暖簾、現在は素敵なロゴマークが入っています。
ここをくぐっていくと中庭を通り入口があります。0422-10
庭側(入口側)から見た店内
0422-11
道路側から庭側を見た店内

ちなみに私は昨年12月にディナー、先週はランチいただいてきました。
フレンチですからそれ相当の価格体系で、
千円台で食べられるランチとは違いますが、
これほど本格的でこの料金は、かなり良心的と思います。
またランチでも3時間はみておいた方が良いというくらい、
ゆったりとした贅沢な時間を堪能でき、
地元の旬なものや新鮮な食材をふんだんに丁寧に扱う
本当ぉ~~っに、おいしいお料理、
素敵な器と合わせて目にもワクワクが止まらない~♡。
奥さんの気さくで飾らない、親しみやすいお人柄での接客が
フレンチの敷居を忘れさせてくれます。

是非お出かけください。
〒380-0852 長野市東之門町328
tel&fax 026-217-0162 (電話で予約が必要)
詳細はホームページで確認してくださいね。
https://www.facebook.com/rencontre.nagano/

看板用イラスト

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これは実は昨年仕事で依頼を受けたものです。
車の修理・販売所の周囲を囲む看板に
こういった車の絵を入れたいとのことで看板屋さんから頼まれました。
すべてSUZUKIの車ですが、『ちょろQ』のような形に変形したイラストになっています。

かわいくないですか?。
wagon-r
swift
jimny
carry

読めなかったキーワード

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101111
1月ももう12日。
今年の紅葉は目に鮮やかとはいかないようですが
私は結構好きな色合いの微妙なグラデーションです。
昔から身につけるものや絵などでも彩度の高い派手な色合いが苦手でした。
じわーと味わいのある日本の古代色のような色が好きで好きで、
今ふと思ったのですがつまり彩度が低めの色が好みってことですか。
けれど仕事のパースは「明るく楽しく」を基本鉄則としています。
その上で「雰囲気のある」ものにしたいと考えています。

さて本日の絵は実は仕事で描いたものですが、
通常建築パースの仕事は設計事務所やゼネコンなどから受けますが、
一般の、家庭の奥様から直接お受けしたものです。
このお宅は建って何年か経ってますが、既存の建物が周囲にあるため全貌を見ることが不可能なわけです。
写真ではどう工夫しても奥様の望みの角度からの姿を撮れないと。
ならば絵に描いたら?ということで、私にお話が来ました。
この家を建てるにあたり奥様の要望をまとめあげた建築家の先生や
施工した現場担当の方の努力に敬意を感じつつ、設計図面から下図を起こしました。
お宅の中も見せていただきましたが、インテリア小物にこだわる、、、なんていう範疇ではない、
階段手摺ひとつとっても鋳鉄製のオーダーという半端ではないこだわりの内装でした。
で、たくさんの絵画が飾られており、奥様は大変におきれいで華やかに明るく
とても実年齢を感じさせない方でしたが、どういう絵がお好きなのかはいまひとつ掴みかねました。
ただ「この位の額に入れて、、」と言ってらしたので
飾って見栄えがした方がいいかなと着彩しながら考えました。
俳優の榎木孝明さんの水彩画のようなタッチでと確か聞いた気がしましたが、
それはちょっと勘弁してもらおうと自分のイメージで進めて
ようやく仕上げてお持ちしたところ、壁の色はグリーンかかったほどんどグレーであると、
そこを直せますか?と言われました。
水彩なのでそれはなかなか難しく、
なにより全体の雰囲気がなにがなにやら「ぐっしゃ」になるのは見え見えです。
「この家のイメージは“シック”なの。」そういうわけで描き直しをお約束してお蔵入りになった絵です。

ガーデンライト、噴水、門扉‥、、絵に入れて欲しいとのご要望があったので
そういった小物をちまちま描きいれることに集中してましたが、
ならばとひらめいて掃きだし窓の向こうにのそのそ歩いて出てきた猫ちゃんのシルエット入れたりして、、。
ひとりよがりも甚だしかったということです。。。
1111-2
<アルシュ荒目 F10>

セルウォージーの民家

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100711
イングランド南西部セルウォージーの民家です。
日本式に言えば『古民家』になるんでしょうか?。
最近スキー場のリニューアル検討用のパースを依頼され、
「レストハウスも適当に入れといて」とご要望があり、
さてさてどんなレストハウスがいいかしら‥と
図書館で参考になりそうな本を借りてきたのですが、
その中にあったこの民家の写真がとても気に入ってしまいました。
ぽってりしたフォルム、
クリームイエローの外壁と屋根の暖かな色合いが何とも言えず、
惹きつけられました。
途中段階の仕事がいくつかあるといつもそれが頭にあって、
「他のものを描くならそっちに取り組めよっ」とつっこむ自分もいて、
なかなか仕事以外のものを描く気分になれなかったのですが、
昨夜は選挙速報を見ながら(聴きながら)図書館への返却日前のあせりもあって
慌てて描いたシダイです。
色鉛筆で描き出したらなんとなく壁の感じがパステルだなあと思い、
今まで苦手というか使い方も良く分かってなくて使いこなしたことがないまま
しまいこんでいたパステルを引っ張り出してきて、グリグリ塗ってみました。
思ったより発色が良くて、また感覚のままに扱えて
「パステルっておもしろいなー」と初めて思いました。
<コットマンスケッチブックF4>

トラックの塗装デザイン

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去年の暮れだったと思うのですが、携帯電話に某設計事務所の先生からお電話がありました。
「仕事頼みたいんだけど、実は建築パースじゃないんだ‥。」ということで話を聞くと
その先生が社屋のリニューアルで関わっている会社の社長さんが
業務トラックの塗装色について悩んでいるので相談にのってあげてほしい、
そして問題を解決する提案(デザイン)をしてもらいたい、とのことでした。

建築物では外装の色を決めるとき何パターンかをパースで検討することはよくあることですし、
色に関してはたぶん自分は適任であるという自負もあり、
企業の広報室にいた20代のころ、広報用の大型トラックをデザインしたこともあります。
これは受けるしかないでしょうと早速その会社に伺いました。
社長さんは女性でちょうど私の姉くらいのお歳の方で、副社長の弟さんと
創業者である先代の跡を引き継がれたそうです。
長野市を拠点に県下の資源回収をしている会社です。
問題は社長さんが新車両を購入する際、担当の社員の方に
「いままでの車体の色が暗すぎるように思うから
今度の車両はもうすこし明るくできない?」と言ったことから始まり、
それがどんどん人を介して社長さんの意向とは全く違う産物となり、
新車のたび「そうじゃなくて、、」とか「金色のラインはやめて、、」とか言っているうちに
ますます頭痛の種になっていったということでした。

一番の関心は車体の色に関してでしたが、どうやってその「色」を見つけたらよいかと
会社の車庫には何度も足を運び、資料を作ってお持ちし、何度か社長さんとお話しているうちに、
社長さんとしては、元の色に戻すだけでも実はいいと思っている、
けれど自分の言うことがどうしても伝わらないことに不安がある、
どうしてああいう色になってしまったのか、塗装工場に行って一緒に話を聞いてほしい、
と思っておられる事がわかりました。
2月末、二人でトラックの塗装工場を訪ねました。
やはり“Face to Face” ってことですね、
実にうまくお互いの思いが伝わり聞きたいことが聞けました。
塗装工場の社長(とっても気のいい親父さん)が後日サンプルとして、
なんと空のペンキの一斗缶を塗ったものを持ってきてくれました。
その時の打ち合わせでよくよく理解して下さったとみえてぴったりの色で、
社長さんも気に入ったようでした。あとは私の判断です。
その色が実際おおきなトラックに塗られた時どうだろうか、
晴れの日・曇りの日どうだろうか、あと、この色を基調色にして
今現在、1台1台思い思いに入っている黄色のラインをどう入れるか。
またそれを含めて社名・マーク・許可番号等の必要記載項目を
どう標準化して入れるか等の検討をしなければなりません。

しばらくの間その一斗缶と行動を共にして、挙句の果てには紙にトラックの写真を印刷し、
塗装部分を切り抜いてその一斗缶に側面と正面をはりつけました。
これは我ながらなかなか良いアイデアだと思ったのですが、
本当にすごく説得力があり社長さんは大喜びでした。
その一斗缶の写真を撮り忘れたのが残念です。
100420
写真は提出したデザイン画の一部です。
建築パースで使う3Dソフトを使ってデザインを検討しました。
黄色いラインや金色の縁取りライン、そして宝船のマーク、
それらには先代のこだわりが現れていることを副社長さんや社員の方からお聞きして、今はどんどん一人歩きをしてまるでタイガーマスクのようになってしまった黄色のラインをどう扱うか悩みましたが、
金色縁取りの黄色ラインをやめ、
黄色みの強い金色を1本だけ円弧を描くラインで入れることを提案しました。
結果、副社長さんが「デザインを変えるって言ってたけど、
まあほとんど変わってないからこれならいいかな。」と。
私は心の中でガッツポーズ
「やった!」。
違和感なく洗練されたデザインに変える事ができたと思います。

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