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ライターの友人が長野県の西洋館の本を書くということで各所を取材して、
その建築物に感動したことなどを、建築に関わりがあるつながりでだと思いますが、
私によく語ってくれて、そんな関係で機会が合う時はその取材についていったりして。
その2回目、長野市の下氷鉋小学校校内に復旧・復元されている「旧作新学校本館」です。
行ったのは5月のある日、なんだか妙にあっつい日でした。
でも中に入るとひんやり。
断熱してあるわけではないので、
やはり人の熱や電気製品の発熱がないこと、が大きいのでしょうか?。
明治16年に建てられた間口8間奥行き6間の擬洋風建造物です。
長野市の指定文化財。
請け負った大工さんは当時最新技術のあった横浜に出向いて
洋風建築を学んで建築にあたった、と書いてありました。

これも現場で鉛筆スケッチしたのですが、
暑くてささらほさら(←ちなみにこれって方言ですか?)のいい加減なものでした。
でも眺めているとやはりその場で描いたものは迫力が出てると思い、
そのまま色付けしました。
その現場の勢いが出るようにわざと「水筆」でしゃかしゃかどんどん色つけました。
水筆は私のように思ったままどんどん描きたい人には向いてるかも。
さっさと細かいこと気にせず描けて、なかなか「ごっきげ~ん!」でありました。
で、取材中の友人も描き入れてしまいましたとさ。

<マルマンスケッチブック F2>