娘の帰省①
高温多湿の長い夏、そしていつまでも続く残暑。
お盆を過ぎると朝夕がしのぎやすくなり、
虫の声がしだいに大きくなるにつれ、秋はしとやかにしずしず訪れていた、、、
のは、既に昔話になるのでしょうか。
「あぢーあぢー」と言っていたのが一気に「サブッ」です。
秋はこんなにぶしつけなヤツではなかった筈なんですけど‥。
さてさて、夏休み中の大学生の娘ですが、研究室の用事があって
8月中は母の新盆に2泊3日でとんぼ帰りをしましたが、
9月になってやっと2週間ほど帰省しました。
関連施設へ実習に行くとか講習会に行くとか予定を立てて帰って来てますから、
家でごろごろということはないので邪魔にはなりませんが、
逆にこの母はこの機会に少しでも一緒にいたい渇望があり、
どこにいくにも「送ってってあげる!」で、
何と言われようがかまったこっちゃない、犬と一緒についてまわりました。
(お笑いになって~~)
このスケッチは9月15日の土曜日、
上田市まで行った娘の用事が済む時間に合流して、
今は亡き愛犬シロを連れてよく遊びに行っていた真田町に行った時のものです。
まだ見学したことのなかった真田屋敷跡を散策して真田氏歴史館を見ることにしました。
とは言えノブユキ(犬)がいるので、娘が歴史館を見ている間、
私はスケッチして待つことにしたのですが、
人の出入りも多い表口はあきらめ、裏手北側の駐車場に回りました。
ちなみにこの歴史館横の休憩所『真田庵』で、私はお昼がまだだったので、
ここの名前は忘れましたが「ほうとう」のようなうどんとおはぎのセットを
、娘はおはぎをいただきました。とてもおいしかったです。
食事をしている間ノブユキは駐車場の木陰に置いた車の中でおとなしく待っていました。
そしてわずかな時間でしたが、
私が駐車場で歴史館の一部をスケッチしている間も、
近くの木立にリードをつないでおいたのですが、落ち着いて座っていてくれました。
そしてこのスケッチですが、簡単にちいさなスケッチブックに描いたにも関わらず、
その後の色付けがコテコテになってしまい、どうしたものかと思って娘に見せたら
「暗いけどいいんじゃない?、あの場所はこんな感じだったよ、雰囲気でてるよ。」と
背中を押してくれたので何とか着地できました。
本当は「ムクゲがきれいだなぁ」と、そこを描くつもりだったのですけど‥。
<F0スケッチブック>
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