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2011年03月

祈り

カテゴリ:
0318
どうかこの未曾有の大震災に会われた全ての方が、1日も早く日常の生活に戻れますように。

地震、津波の自然災害はどこで起こり誰が巻き込まれるか、誰にもわからないこと。
恨むとしたらこの世に生まれたことを恨むより仕方ありません。
ですが原発は違うと思います。
どうしてこんなにも恐ろしいものを日本は50何基も持ち続けているのでしょうか?
こんな地震国の海岸沿いに。
政府の発表や繰り返し流れ続けるマスコミの報道への疑問や不信感は、
ともすればテレビの報道そのままを鵜呑みにして
得意げに同じことを仲間や同僚に話すワイドショーおばちゃんの典型のような私でさえ、
日々深まるばかりです。
抜本的なエネルギーシステムの再構築を考えて欲しい。
そして私たちは厳しく見届けなければ。

<アルシュ 粗目>

さくら」スタジアム

カテゴリ:
0317
先週の今日です。
千曲市の塗装屋さんに打ち合わせに行く途中、
進行方向左手に見えてきた南長野運動公園のオリンピックスタジアム。
「春めいて来たし、良い雰囲気だなぁ描いてみたいなぁ」と思いました。
その午後未曾有の大震災があるなんて‥。
幸い盛岡に居る娘の無事はその日の夜確認でき、
まだ大震災の全貌がわからなかった翌日、再度塗装屋さんと打ち合わせの必要があって出掛け、
せっかく近くまで来たのだからと、車を止めてメモ用ボールペンで走り描きしました。
のどかなお天気で手前のたんぼの矮性りんごの木にちいさな蕾が頭を出し始めているようで、
うっすらピンク色にかすんでいました。
生まれた時からそこにある飯綱山が冷え込んだ朝のなごりで雪が残り、
その奥の戸隠連邦は真っ白にくっきり見えていました。
冬季長野オリンピックに建てられたオリンピックスタジアム。
全体を、国花「さくら」をイメージしているそうですね。
絵など描いてる場合か?!と自問しつつ、
人間の力ではどうしようも出来ない自然の脅威を、映像で知らされる信じられない思い。
今、目の前の変わらぬ風景をただただ描きたかったのです。
そして落ち着いて冷静に色々な事を確認して、見極めなければと思いました。

<F2スケッチブック>

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