秋の休日

3連休の中日、
以前からのお誘いで約束してあった
長野市若穂の『ねこぽぽテラス』というカフェレストランでのランチと
松代散策をしてきました。
松代象山地下壕を見たことがなく、今回初めてで、
実際に中に入っての体感を得られたことと
すぐ脇の「もうひとつの歴史館・松代」でわずかな時間でしたが
その場での質問にもすぐ対応してくれる丁寧なわかりやすい説明のおかげで、
とても有意義な体験となりました。
幼い頃の祖父母の話がこの日「そういうことか!」とぴったりして鳥肌がたちました。
我が家のすぐ近くがなぜ空襲をうけたか、
長野県のなかで空襲された数か所の、ピンポイントの施設があったからですね。
子供の頃の密かな遊び場だった「飛行場跡地」。
そこがまさに狙われたのです。
畑や田んぼしかないただの農村、
けれどその向こうの木立に隠れるようにある飛行場が、
今まさにどのように造られているのか、村の人は意識すらしてなかったかもしれません。
実際祖父母の言い方は淡々としたもので、
「ただ父が出征していたので心細かったのだろう」っくらいにしか
私には聞こえてなかったのですね。
米軍の鮮明な当時の航空写真、すべてがお見通しなわけです。
『ねこぽぽテラス』のピザとお料理はとてもおいしく、ビュッフェ形式でしたので
ドンドン食べてもまだまだ食べられそう~!な感じでした。
庭の茶室は見てよかったです。
そこそこ良いお天気で、気持ち良い一日でした。
で、このスケッチは一緒に行った人が「大島博光記念館」を見学している間、
そこは見たこともあり特に興味がなかったし、その間スケッチしようと思って描いた
その館の玄関先の寄せ植えの鉢です。
バラも育ててあったり、
同じ敷地内のレストラン「はなや」も(とりたてて変わったお料理ではないけれど)
おいしいので、おすすめスポットです。